9月3日(日)に本校で行われた学校バザー「友愛セール」にて、SGH ニューヨーク国連研修に参加した2016年度研修生が、2回目の ”クッキーセール” を行いました。これは彼女たちのアクションプランの一つであり、「難民の子どもたちを助けたい!」という強い気持ちによるもので、1回目は本校の学校祭「ソフィア祭」での実施でした。(詳しくはこちらをご覧ください。)
今回はほとんどのお客様が足を運ぶ体育館にてクッキーの販売ができるよう、母の会会長にお願いをし、場所を割り当てていただきました。前日に学校の調理室で、全員が力を合わせ焼き上げた300枚以上のクッキーに、飾りとメッセージを添えて袋詰めをし、販売しました。
その結果、クッキーは販売後3時間程で完売し、募金と合わせて 計40,711円の支援金を集めることができました。生徒全員が本当に心を込めて取り組んだからこそ、その喜びは格別でした。「ソフィア祭」で集まった40,000円と合わせ、計80,711円を、生徒自らで話し合い募金先に決めた UNICEFの「シリア緊急募金」に募金させていただきます。この度は、たくさんの方々にご協力をいただき、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
また、今回の取り組みをお聞きになった北海道新聞の方が、この ”クッキーセール” の取材のために来校され、生徒たちにインタビューをしていただき、この記事は、9月5日(火)の北海道新聞「地域の話題」(札幌)の箇所に掲載されました。「多くの人に世界の難民の現状を伝え、少しでも多くの人が問題意識を持ち、行動を起こすことができますように。」という彼女たちの願いが叶うことを期待します。
新着情報
2017年09月の記事一覧
10/28 第2回学校説明会を開催します
イブニング説明会のご案内
イブニング説明会
日時: 9月13日(水)19:00~20:00(終了しました)
11月17日(金)19:00~20:00
会場:小樽商科大学札幌サテライト
参加申し込み等詳しくは次のPDFファイルをご覧ください。
イブニング説明会
9/3 友愛セールが終わりました
台風の接近が危ぶまれましたが、幸いコースがはずれて晴天に恵まれました。
今年度も大変多くの方の来場があり無事に終了することができました。お越しいただきました皆様に心から感謝もうしあげます。
母の会の皆様、父の会の皆様をはじめ友愛セールの開催にあたりかかわっていただきました関係者の皆様、ご苦労様でした。そしてありがとうございました。また、受付やウエィトレス、ごみの収集など生徒たちもいろいろなところで頑張ってくれました。
8/31 SGH美瑛研修
8月31日(木) 北海道上川郡美瑛町
高校1年生6名は、4月から探究を重ねてきた美瑛町を訪問しました。
美瑛町は農業と観光業をメインに町の活性化を図っている場所です。
「丘のまち 美瑛」という言葉の通り、なだらかな丘陵地帯に、パッチワーク状の
畑が広がり、いよいよ初秋を迎えた高い空とあいまって、とても美しい風景に
酔いしれました。
故前田真三氏の拓真館では、風景の美しさを写真という形で味わいました。
その後、青い池を訪問しました。昨年は台風の影響で訪問が叶わなかったところです。
神秘的な青がとても美しかったです。
途中、韓国からの観光客からも話しかけられ、またすれ違う人たちの言語が多種多様でした。
この地が観光地として、世界から人が訪れているのだと実感しました。
その後、観光協会の方の計らいにより、新しく建設された十勝岳防災シェルターを訪問しました。
十勝岳が噴火した場合の避難場所として、救出を待つ滞在場所としての
機能を備えているそうです。
昼食はご当地メニューの「美瑛カレーうどん」をおいしくいただきました。
地産地消に少しでも貢献したいとメニューを決めています。
私たちが食べたうどんは、ちょうどポスター1枚分の広さの小麦を消費したことに
なるのだそうです。
午後は、町役場に移動し、美瑛町の農業や観光、美しい村連合についてのお話を伺いました。
事前に探究学習として調査し、まとめてきたことから、それぞれが聞いてみたいことをもって臨みました。
係の方々の、美瑛町への思いやお仕事の様子について垣間見ることができました。
また、美瑛町の観光のこれからについて、高校生としての意見に耳を傾けてくださいました。
双方向の交流ができたことが何よりうれしい時間となりました。
これから、美瑛町で得たことや調べてきたことをもとに、「人との共生」の在り方について
考えていくことになります。
美瑛町の多くの方々に支えられて、無事に研修を終えることができました。
生徒たちに、現地でしか得られないことや味わえないことを分かち合っていただきました。
改めて美瑛町の方々に、心より感謝申し上げます。