学校紹介

School Introduction

建学の精神と教育理念

たったひとりの子どものためにも私は聖心女子学院をたてたでしょう。
創立者 聖マグダレナ・ソフィア・バラ(1779-1865)

聖心女子学院は1801年フランスのアミアンで、女子のための寄宿学校として創立されました。

それ以後、グルノーブル、ポワティエなどフランス各地で設立され、キリスト教的価値観に基づく魂と高度な知性、行動力を育む
聖心の女子教育の伝統の礎が定められました。1818年にはアメリカでも設立され、南米にも広がり、日本には、ヨーロッパから
オーストラリアを経て、1908年4名の聖心会修道女によって聖心の教育がもたらされました。

現在、日本では6つの姉妹校が幼稚園から大学院まで、世界では30カ国で147の姉妹校が聖心の教育の伝統を受け継いでいます。

建学の精神

聖マグダレナ・ソフィアは教育の全てを通して真の礼拝の精神を生きる人を育てたいと望んで、聖心女子学院を創立しました。
創立者は、学業と生活全般を通して、しっかりとした知性、堅実な実行力、謙虚な心を育て、これが神への深い信仰に根をおろして、
隣人愛に開花することを教育の目的としました。

教育理念

聖心女子学院は
一人ひとりが神の愛を受けた
かけがえのない存在であることを知り、
世界の一員としての連帯感と使命感を持って、
より良い社会を築くことに貢献する
賢明な女性の育成をめざします。

教育方針

魂を育てる

祈る心を大切にし、キリスト教の価値観に基づいて愛と希望をもって生きる姿勢を育てます。
謙虚に自己を見つめ、現実に静かに向き合い、自らを深め、高めていくように導きます。
みずみずしい感性と、他と共感できる豊かな人間性を育みます。

知性を磨く

知的価値を重んじ、喜びをもって自ら学ぶ力を育てます。
創造性に富む堅実な思考力と、正しく判断する力を育てます。
広い視野で物事をとらえ、自分の考えを明確に表現する力を育てます。

実行力を養う

人や社会と積極的にかかわる能力を育てます。
骨惜しみせず働く習慣と、誠実に他者に尽くす行動力を育てます。
責任感と謙虚な心を備えたリーダーシップを養います。