学校紹介

School Introduction

学院の沿革

札幌聖心女子学院は、フランスで1800年に創立された女子教育修道会「聖心会」を設立母体としています。革命後の混乱期に平和をもたらす教育を志した創立者聖マグダレナ・ソフィア・バラの精神を受け継ぐ教育は現在、5大陸30ケ国の147校の姉妹校に伝えられています。

日本では1908年に来日した修道女の一団により、最初の聖心女子学院が東京に開校、1963年には国内の7校目として本校が開校しました。以来、世界の姉妹校のネットワークを生かして、海外長期/短期プログラムを始め、文部科学省から3度の指定を受けたSELHi、IB調査研究、SGH等の教育研究に取り組み、対話の内に共生を育む教育を行ってまいりました。

しかしながら、2021年10月に学校法人聖心女子学院の理事会・評議員会により、2025 年 3 月末をもって閉校することを前提とし、2023年度以降 の入学生から中学校・高等学校ともに募集を停止することが決定されました。創立以来、皆様方の温かいご支援をいただき学校運営を行ってまいりましたが、今後も少子化を背景として学校経営環境が更に厳しくなることが予想され、学校運営継続の目途が立たないことから苦渋の決断に至りました。

1800年フランス パリで聖心会創立
1801年フランス アミアンで最初の寄宿学校開校
1908年オーストラリアより4名の聖心会修道女、横浜上陸 聖心女子学院設立
1963年札幌に小・中学校開校 札幌聖心女子学院 初代校長に吉川茂仁香就任
1966年高等学校開校
1969年2年制英語専攻科開校
1973年小学校廃止
1997年英語専攻科休科
2006年文部科学省より「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」(SELHi)の指定
及び研究開発の委嘱を受ける(2006~2008)
2012年文部科学省「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進に関する調査研究」の指定
(全国5校中の1校)を受ける(2012~2014)
2014年文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール」(SGH)の指定
(全国56校中の1校)及び研究開発の委嘱を受ける(2014~2018)
2021年学校法人 聖心女子学院 理事会・評議員会において、下記の機関決定が行われた。
『 2023年度以降、中学校・高校ともに新入学生の募集を停止。2025年3月末をもって閉校。 』