今夜の寄宿生のごミサでは、在学生と卒業生、そのお母様方のために祈りがささげられました。
先々週は同窓会「茂仁香会」の総会、先週末は本校を支えてくださった卒業生のお母様の会「白樺会」の最後の総会、「白樺会感謝の会」がありました。どちらの会も祈りで始まり、感謝で終わりました。
数多い著書で人の心に寄り添うシスター鈴木秀子が来札して、白樺会で講演され、「札幌聖心で培われたかかわりは恵み、みこころの愛を教えられた娘たちは、その温かさを世の中に広げていく」との力強いお話に元気づけられました。
聖堂の復活のろうそくや、図書室の復活祭の装飾に迎えられて、札幌聖心の最後の学年度が始まって10日たちました。
今日は佐久間神父様の司式で、始業ミサが行われました。心を込めて聖歌を歌い、「私は決してあなたから離れず、あなたを置き去りにしない」という神様のみことばを味わい、それぞれが準備した抱負をお捧げし、神父様から一人ひとり祝福をいただきました。
神父様は、能登半島地震の被災地での支援活動のお話から、「変化は痛みを伴うが、その果てには希望がある」とお話し下さり、心に響きました。
1999年の第一回タイ体験学習に参加し、現在はタイで日本語教師として活躍する卒業生が、整形外科医として働く同級生と参列し、共に祈ったこともお恵みでした。