1月の3週間、ウィーンとシアトルの姉妹校に2名ずつ短期留学した高校2年生が、校長先生に報告をしました。
姉妹校の生徒たち、先生たちに温かく迎えられ、沢山の新しい体験に恵まれ、友情をはぐくみ、ホームステイや寮生活を味わい、学びを深め、充実した3週間だったそうです。これからも世界に視野を広げ、今度は自分たちが、短期留学生を迎えてもてなす決意を語っていました。来学年度が楽しみです。
2月10日(土)、穏やかな気候のもと、札幌聖心女子学院高等学校第56回卒業証書授与式が行われました。 ホテル札幌ガーデンパレスで行われた式典には、ご来賓、保護者の方々と教職員に加え、3年ぶりに在校生も加わり、心を込めて56回生の門出を祝いました。
入学式以来の会場で緊張気味だった卒業生たちは、田代先生のピアノ伴奏と齊藤校長先生の温かなねぎらいの言葉に表情が和み、ご来賓カトリック札幌司教区勝谷司教様、母の会鈴木会長の励ましに将来への決意を新たにしたようでした。在校生代表からは感謝と尊敬の気持ちが伝えられ、卒業生代表は先生方や仲間との思い出を言葉を尽くして表しました。中学から続いたコロナ禍にあってもかけがえのない強い絆が育まれていたことが伝わり、続く卒業生の歌「友」の歌声は、会場にいた多くの方々の涙を誘いました。
数年にわたりあらゆる活動が制限される中、互いを信じて前進し続けてきた生徒達を教職員一同心から誇りに思います。
どうぞ56回生たちの行く末が幸い多き日々でありますように。