新着情報

活動の軌跡の記事一覧

6/20火曜日 聖心(みこころ)の祝日記念行事を高校生が学年毎に行いました。

Category : 活動の軌跡

6月20日火曜日。

聖心(みこころ)の祝日(今年は16日)の記念行事を、高校生が学年毎に行いました。

高校2年生は、聖堂で心を込めて祝日をお祝いする祈りを捧げ、学校バスで西区の五天山公園にいき、雑草取りのボランティアをしました。

花壇に花がきれいに咲くように、心を込めて雑草をとり、約2時間で小型トラックの荷台に一杯になるほどの量となりました。天気もよく、さわやかな風が吹くなかで、気持ちよく働くことが出来ました。学校に戻り、心を落ち着かせてから今日のふりかえりをしっかり書いて提出し、アイスを食べて行事を終えました。

公園が毎日沢山の方の努力によって運営されていることにも気づくことができた、有意義な体験となりました。

高校3年生は、札幌視覚支援学校生徒の皆さんと一日交流を楽しみました。

それぞれの学校紹介、校歌披露の後は、グループに分かれての介助体験、クイズ&ゲーム、そして始めてのゴールボールに挑戦しました。

お昼にはカレーライスを一緒に頂き、午後はチーム対抗の試合に心地よい汗を流しました。

対面ならではの温かく、気持ちの通じ合えたこの経験が、それぞれの心に宝として残り、これからの高校生活に活かせるよう願います。

聖母戴冠式(5/31)と創立者の祝日記念行事(5/22)

Category : 活動の軌跡

5月31日(水)

聖母月が終わろうとしています。

今日は、聖堂で聖母戴冠式が行われました。

どんな状況でも神様を信じていきぬかれた聖母にならい、自分にとって苦しいこと、いやなことばかりに目を向けるのでなく、いただいているお恵みに目を向けることができますように、感謝することを数える生き方ができますようにと祈りました。

ふりかえると、今月は創立者聖マグダレナ・ソフィアの祝日(5月25日)記念行事が、22日にありました。

フランス革命を幼い時に体験した聖女が平和をもたらす教育に尽くしたその生涯を振り返り、皆で平和をもたらすものとなるよう祈りました。その後全校で、滝野すずらん丘陵公園に出かけ、4年ぶりの炊事遠足を和気あいあいと楽しむことができたことを感謝します。

4/19始業ミサが行われました

Category : 活動の軌跡

4月19日 始業ミサ

コロナ禍のため、3年間は「始業の祈り」で新学年度を始めていましたが、今年は始業ミサを、佐久間神父様をお迎えしておささげすることができました。

3年ぶりに響く歌声も高らかに、イエスの聖心(みこころ)の旗、聖母マリアの旗の入場に始まったミサは、全員が書いた今年の抱負を奉献して、一人ひとりが、神父様から祝福をいただきました。神父様のお話のように、困難も楽しみに変えてこの一年を過ごしていきたいと思います。

「わたしはいつもあなたたちと共にいる」というイエスのみ言葉の余韻を味わい、心を一つに新学年度を始められたことを感謝します。

3/29 アメリカ姉妹校ルーツの旅

Category : 活動の軌跡

3月29日 アメリカ姉妹校ルーツの旅

 中学2,3年生希望者対象の10日間の「アメリカ姉妹校ルーツの旅」が終わりました。中西部セント・ルイス近郊の姉妹校2校を訪問交流し、1818年、その地に最初の学校を建てた聖フィリピン・デュシェーンについて学び、祈り、交流し、振り返りと気づきのうちに聖女からのメッセージを受け取る旅でした。聖女が建てた丸太小屋の学校は、今はありませんが、セント・チャールスの学校は、1835年に建てられた校舎の両側に1840年以降に建てられた建物があり、『若草物語』の家のような建物に宿泊して温かい歓迎を受けました。夜遅い到着、朝5時出発時も卒業生や保護者の方々が駆け付けて、快く運転してくださいました。聖フィリピン・デュシェーンの聖地を守るという気持ちが、この学校の中にあふれ、生徒は私たちが入室すると起立し、男子も“Hi”でなく、”Good Morning” ”Good Afternoon”と挨拶するマナーとおもてなしの心に打たれました。こちらは中学までの男女共学、そして、もう一校のヴィラ・デュシェーンは小学校までが男女共学、中高が女子校です。昨秋からシスターコリンズに英語を指導していただいた一人ひとりもしっかりと札幌聖心紹介のパワーポイントや、校歌・英語暗唱、SDGsの歌と踊りなどの発表を2校で4回行い、折り紙や、日本語を教えて大変喜ばれ、最後はバディとハグで別れる聖心家族ならではの交流に心和みました。早速Academy of the Sacred Heart のウェブニュースに札幌聖心の訪問の記事が載ったと送られてきましたので、巻末に紹介します。

 また、西部への玄関口と言われたセント・ルイスの博物館で、西部開拓の歴史を、イリノイ州のリンカーン記念館で奴隷解放の歴史を学ぶ旅でもありました。

 毎朝、毎晩祈りをともにし、振り返りを英語や日本語で分かち合い、シスターコリンズのおいしいお料理をいただいて、皆も家族のように過ごしました。このプログラムの企画と準備をしてくださったシスターの献身に、聖フィリピン・デュシェーンの燃える想いを感じ、日本で祈ってくださった方々、細やかに温かく迎えてくださった方々に感謝でいっぱいの旅でした。 毎朝日英2か国語で唱えたあちらの姉妹校のこの祈りが、新学年度を迎える全校生徒の上に実現するようにと祈ります。

 「恵み豊かな神様、私たち一人一人の中にひとすじに信じる心を注いでください。知的な価値に敬意を払い、他の人々、特に最も困っている人々に奉仕したいという熱い願いを与えてください。共同体つくりの力を与え、自分の成長のための誠実な努力をするよう導いてください。私たちがいつも勇気、信頼と自信、思いやりと共感、誠実さにあふれる人として行動できますように。アーメン」

(Gracious God, Instill in each of us a bold faith; A deep respect for intellectual values; A passionate desire to serve others, especially those most in need; An instinct for building community; And a profound and honest commitment to our personal growth. May we always act as persons of courage, confidence, compassion, and integrity. Amen)

姉妹校セントチャールズ校の学校新聞より(本校訪問記事)