今日(6/18)は札幌視覚支援学校との交流がありました。
自己紹介、介助体験、生徒会で準備したクイズを楽しむうちに会話も弾むようになりました。昼食のカツカレーを皆でいただいたあと、午後はゴールボールを試合形式で楽しみました。静寂の中でボールの動く音を聞き分け、仲間の気配を感じながらプレーすることができました。
温かな歓迎を受け、心と心が響き合う楽しい一日を過ごしました。
最後に全校のみなさんが、名残を惜しんで見送ってくださったことが忘れられません。
今年は札幌聖心でお祝いする最後の聖マグダレナ・ソフィアの祝日です。
札幌聖心最初の生徒である1回生4名(同窓会茂仁香会会長と卒業生のお母様方)をお招きして、最後の生徒である57回生(高校3年生)と共に、お祝いの一日を過ごしました。この春、新司祭となられた千葉神父様の初ミサにあずかり、聖女がお好きだった「ぶどうの木のたとえ」から、「人格的なかかわりである愛」についてのお話に感銘を受けました。
次いで、1回生の4名の方々から、創立の頃の思い出や、人生の想いを分かち合っていただきました。それぞれのお話から、聖心の教育の味は昔も今も変わらないことを実感し、それぞれの場で、他者のための行動力を生かしておられることに感動しました。57回生はお礼に、創立30周年までの旧校歌と、現校歌(本日出席の1回生作詞)を歌い、理事長シスター宇野からのお言葉をいただきました。
最後は食事会で楽しい交流の時を過ごしました。聖マグダレナ・ソフィアや、札幌聖心初代校長のマザー吉川茂仁香はじめ、天国からも今日のお祝いを見守ってくださった皆様の想いを受けて、素晴らしいひと時となったことを感謝した一日でした。
今日は月に一度の梅干し弁当です。
今回は台湾の地震の被害者の方々に、祈りと共に送られる募金が送られます。
お弁当の時間に鶯の鳴き声が聞こえました。
校庭に響く様々な野鳥の声で聴き分けられるのは鶯ぐらいですが、 かつて校庭の野鳥を調べた48回生の卒業研究では、 32種類の野鳥の生息が確認されたとありました。 広葉樹や針葉樹が混在している正門入口から校舎に向かって左側のエリアは特に野鳥が多く、32種類の野鳥の多くはこのエリアで確認できたそうです。
創立の頃の写真には何もなかった校庭に、保護者の方々をはじめたくさんのお支えをいただいて、見事な木々が植えられ、野鳥の遊ぶ庭となりました。
長い間に受けたお支えを感謝の内にふりかえり、今度は支えを必要とする方々に届けたいと願います。