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活動の軌跡の記事一覧

中2 浄国寺訪問

Category : 活動の軌跡

中学2年のグローバル探究の授業では、12月6日に浄国寺を訪問し、写経と座禅の体験をしました。まず、ご住職から仏教の教えや自国を知ることの大切さについてお話を伺いました。次に、写経を体験しました。そして、座禅についてのご説明の後、座禅堂にて実際に座禅を体験させていただくことができました。

自国についての理解を深めるとともに、忙しい毎日の中でも心静かに過ごす時を持つことの大切さにあらためて気づく時となりました。

生徒のふりかえりの一部を紹介します。

  • 今回の浄国寺訪問では、写経や座禅の仕方を学ぶことができました。私自身あまり知らなかったので、色々と細かいお作法があってびっくりしました。坐禅では、最初は足が痛くてつらかったけれど、最終的には心を落ち着かせていい時間にすることができました。ご住職のお話を伺って、日本についてあらためて考えてみると、知らないことだらけだったので、他国の文化などを知る前に、日本についてもしっかりと学びたいと思いました。
  • 坐禅の動画を見たときに、ルールが多くて大変そうだなぁと思いましたが、意外にそうではありませんでした。人生で初めて坐禅を体験して、色々心配があったし、覚えることも多かったけれど、とても楽しく感じました。坐禅はすごく痛い思いをするというイメージを持っていましたが、そうでもなくて、もっと警策をいただいてもいいと思いました。授業中にしていただけたら、寝ずに授業を受けられるとも思いました。
  • 私は、お家に帰ってから、早速「坐禅」をもう一度やってみました。何だか頭がすっきりした気がします。最近、立て続けにテストがあったので、ありがたく思いました。ご住職のお話も興味深く、日本の成り立ちの神話に興味を持ちました。蓮の実をたくさん見かけて、形がかわいらしいなと思いました。写経では、筆ペンでなぞり書きしたのですが、上手に書けた気がしました。お願い事が叶いますように。
  • 私は初めて坐禅を体験しました。初めはすごく緊張していましたが、次第に心が落ち着いていきました。座禅をすることで、心が落ち着き、集中することができることを実感しました。本堂もとてもきれいで落ち着く空間でした。海外の方に聞かれたら、日本の文化のひとつとして私の体験したことを伝えたいと思いました。本当によい経験となりました。

【高1G】ニセコイングリッシュキャンプ【1日目】

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ニセコまで向かう道中も快晴で、遅れることなく宿泊場所・研修場所に到着しました。
元気なアメリカ人の講師の先生と留学生2名のもと楽しく英語の授業を進めています。ゲームで楽しく学ぶ時間があったと思えば、グループ別にディスカッションの講義を受け、ミニディスカッションにチャレンジもしてみました。

4泊5日のイングリッシュキャンプでは、様々な学びを通して英語力を培っていきます。

クリスマス・プラクティス

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来週から恒例のクリスマス・プラクティスが始まります。
静けさを創り出し、沈黙のうちに内省し、他者のために祈り、沈黙を守り通すことができたら、ホームレスの方々にお米とカイロをプレゼントするという行動を通して、クリスマスを迎える準備をするものです。
12月2日(木)は中学1年生の宗教の授業で、例年のように高校3年生からプラクティスの意味の説明がありました。
自作のカラフルなパワーポイントを使って、静けさを創り出す意味を丁寧に説明し、ふだん気に留めないで過ごしてしまう環境問題や、社会の中の小さな叫び、他者のことに想いを馳せ、実行することで、セルフコントロールや責任感が身につくことを分かりやすく話してくれました。
また、静けさの中で自分と向き合うこと、お互いへの呼びかけ方などの話も分かりやすく、中学1年生はプラクティスを迎えるのが楽しみになったようです。
最後に、「卒業してもずっと心にかけているので、いつでも相談があったら連絡してください」という言葉が心に響いた感動の授業でした。

中2 醤油絞り体験

Category : 活動の軌跡

中学2年生のグローバル探究の授業では、11月26日に「醤油絞り体験」をしました。福山醸造株式会社より4名の講師の方が来校されました。まず、トモエの歴史や地域による醤油の違いなどをご紹介いただきました。次に、醤油がどのように作られているのか、その製造工程を詳しく教えていただきました。そして、実際にもろみから醤油を絞る体験をしました。自分たちで絞った醤油は、容器に詰めて打栓し、ラベルを貼って仕上げました。最後に4種類の醤油のきき味もさせていただくことができ、とても充実した有意義な時間となりました。日本の伝統的な味覚と北海道の大地に根差した企業の取り組みについて知り、日常の食が多くの人の働きによって支えられていることを再認識することができました。海外の人々の交流の機会にもその経験や知識を活かしていってほしいと思います。

生徒のふりかえりの一部を紹介します。

  •  「こうじ」を作るのにも長い年月をかけて、何工程もかけて醤油が作られているのを知って、1滴1滴がすごい頑張りで作られているのだとわかりました。今回私たちのために貴重なこうじを使わせていただきありがとうございました。自分で絞った醤油は家族で大切にいただいています。このような体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
  • 醤油絞りを体験するなんて思ってもいなかったし、あまり醤油について知ることがなかったのでびっくりすることがたくさんありました。醤油を実際に絞ってみて、最初はすぐにできるし楽ちんだと思っていましたが、私たちの班は失敗してしまって、終わるのが一番遅かったです。4種類の醤油をきき味させていただき、それぞれに味が違いました。地域によってつくる醤油の味が変わること、「白醤油」があるということの2つが一番心に残っています。海外の方と交流する時などには今回の経験を無駄にすることなく醤油についてお話したいと思っています。
  • 醤油をそのままなめてみると、すごくしょっぱかったのですが、家に帰り「卵かけごはん」を食べたら、ものすごくおいしかったです。すごく貴重な体験でした。醤油づくりの大変さを知り、ありがたみを感じることができました。ありがとうございました。
  • 今回、醤油絞りを体験して、今まで醤油の作り方や種類などを考えたこともなかったのですが、あらためて醤油のことを知ることができました。普段は醤油だけを味わうことはないのですが、今回きき味をしてみて醤油そのものがコク深く味わい深いものなのだと気づきました。今回の学習を通して、普段の食事でもとても労力や時間をかけられたものなのだと考えてから口にしたいと思いました。

北海道大学大学院地球環境科学研究院の山中康裕先生のセミナー

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11月29日(月)、北大大学院の山中康裕先生が来校され、高1オンライン国連研修生に対して、研修に臨む前に視野を広げるためのセミナーをしてくださいました。
古代から・狩猟・農耕・工業・情報社会と変わってきた社会のあり方がAI革命を経てどのように変わるのかという「Society 5.0(ソサエティ5.0)」のお話から始まり、科学テクノロジーがつくりだす未来について学び、「そこには本当のウェルビーイング(well-being:幸福・健康)があるか」と考えさせられるお話でした。
この日は、丁度全校生が「SDGs5ジェンダー平等を実現しよう」のために、PANTS DAYとして私服で登校し、チャリティー団体“RED BOX JAPAN”に寄付をするアクションプラン実行の日でした。
SDGs5の具体化に真剣に取り組むスコットランドの女性首相スタージョン氏のスピーチを聞き、ニュージーランドの女性首相の世界最初のウェルビーイングに配慮した国家予算についても学ぶことができました。
そのほか、SDGsと国連食糧システムサミット・COP26・カーボンニュートラルなどについても熱心に教えてくださり、これからの教育に対話が重要であることを改めて感じました。
国連研修の前にこのようなお話を伺うことができたことを感謝します。
山中先生、ありがとうございました。