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活動の軌跡の記事一覧

6月19日(水)Sr有田による課題研究ミーティング

Category : 活動の軌跡

   今日の課題研究ミーティングは、長年フィリピンで働かれ、ローマ本部でも勤務されたシスター有田が、ヨーロッパ、南アメリカ、アジアの聖心会のシスターたちが移民や先住民のために働く様子を話してくださいました。

   また、フィリピンの歴史や多様な言語、文化、宗教、社会の抱える様々な問題、特に教育についてのお話の後、シスターが2004年に援助の必要な地域での幼稚園設立から始まった聖マグダレナ・ソフィア基金の活動について話してくださいました。

   幼い子供たちが瞑想する姿を見て、「聖心のこどもだ」と感じました。おとうふ製造プロジェクトなど色々な女性支援プロジェクトの創意工夫に感心しました。

   コロナ禍の中での活動のお話には、昨年のタイ体験学習で、プラティープ財団で伺った活動を思い出し、大変な時に一致団結して協力し、乗り切るエネルギーを大切にしたいと思いました。

   最後にフィリピンでのボランティアを終えた方々が、共感をもってかかわった体験の振りかえりを分かち合っていただき、自分とのつながり、他者とのつながり、自然とのつながり、神、命の源とのかかわりによって、自分が変えられ、社会をも変えることを学びました。

   これから夢をもって「希望のつくりて」となっていきたいと思います。

6月18日(火)札幌視覚支援学校との交流会(みこころの祝日記念行事)

Category : 活動の軌跡

今日(6/18)は札幌視覚支援学校との交流がありました。

自己紹介、介助体験、生徒会で準備したクイズを楽しむうちに会話も弾むようになりました。昼食のカツカレーを皆でいただいたあと、午後はゴールボールを試合形式で楽しみました。静寂の中でボールの動く音を聞き分け、仲間の気配を感じながらプレーすることができました。

温かな歓迎を受け、心と心が響き合う楽しい一日を過ごしました。

最後に全校のみなさんが、名残を惜しんで見送ってくださったことが忘れられません。

6月13日(木)みこころ(聖心)の祝日記念朝礼

Category : 活動の軌跡

 今年のイエスのみこころの祝日は、6月7日で中間試験中でした。

 本日は最後の記念朝礼が聖堂で行われ、「疲れたもの重荷を負うものは私のもとに来なさい。」「私は決してあなたを一人にしない。」「私はいつもともにいる」というイエスの想いを受けて、伝えるものとなれるように、祈りを共にしました。昔から聖心の学校で歌われてきた「May the Sacred Heart of Jesus, be everywhere known and loved」の歌を合唱する生徒たちの声が美しく響きました。

 記念行事は18日に視覚支援学校との交流が行われます。

5月30日(木)聖母戴冠式

Category : 活動の軌跡

 5月は聖母マリアに捧げられた月です。  

 様々な困難と悲しみを体験する中でも、起こる出来ごとを心にとめて、いつも神様を信じ、人を受け入れたマリア様の生き方を自分たちも大切にするという思いを込めてバラの冠を捧げる行事は、以前は校庭のルルドで、やがて体育館で、今は聖堂で行われています。  

 戦前に日本でつくられ、上海の聖心女子学院に送られ、戦後日本に引き揚げたシスターたちと共に戻ってきた聖母像は、美しい歌声を響かせる生徒たちのために、深い祈りをささげておられるように思えました。

 

5月24日(金)聖心会創立者聖マグダレナ・ソフィアの祝日記念行事

Category : 活動の軌跡

 今年は札幌聖心でお祝いする最後の聖マグダレナ・ソフィアの祝日です。  

 札幌聖心最初の生徒である1回生4名(同窓会茂仁香会会長と卒業生のお母様方)をお招きして、最後の生徒である57回生(高校3年生)と共に、お祝いの一日を過ごしました。この春、新司祭となられた千葉神父様の初ミサにあずかり、聖女がお好きだった「ぶどうの木のたとえ」から、「人格的なかかわりである愛」についてのお話に感銘を受けました。  

 次いで、1回生の4名の方々から、創立の頃の思い出や、人生の想いを分かち合っていただきました。それぞれのお話から、聖心の教育の味は昔も今も変わらないことを実感し、それぞれの場で、他者のための行動力を生かしておられることに感動しました。57回生はお礼に、創立30周年までの旧校歌と、現校歌(本日出席の1回生作詞)を歌い、理事長シスター宇野からのお言葉をいただきました。  

 最後は食事会で楽しい交流の時を過ごしました。聖マグダレナ・ソフィアや、札幌聖心初代校長のマザー吉川茂仁香はじめ、天国からも今日のお祝いを見守ってくださった皆様の想いを受けて、素晴らしいひと時となったことを感謝した一日でした。