総合学習の課題研究では、卒業研究に向けて自分の興味関心を探しながら、調べる・まとめる・表現する練習をしています。今回は、夏休みの課題で調べた内容を1分間のスピーチ原稿にまとめ、スライド2枚を用意して、全員が発表を行いました。
リハーサルでは、グループに分かれて、良い点や改善点を指摘し合い、よりよい発表になるように協力しました。本番の発表会には、校長先生をはじめ10名を超える先生方が見に来て下さいました。緊張しながらも、自分の興味関心についてそれぞれに一生懸命発表することができました。
中学2年生では、キャリア学習を始めています。「なぜ私たちは働くのか」をテーマに、 今回は進路指導部の教諭が授業を行いました。まず、 日常の1つの行動がどのような職業によって支えられているかを考え、グループでアイディアを出し合い、発表し合いました。 また、知っている職業や自分の夢についても出し合い、 みんなでシェアしました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「私にはなりたい職業がありますが、 そこにたどり着くまでの道を少しずつ考えていくと、 もしかしたら変わるかもしれないなと思いました。 これを機に色々な仕事を発見して、 本当になりたい職業を見つけたいなと思いました。」
「今日の授業を通して、自分が思っていたよりも、日常の『あたりまえ』は、何百人、何千人、 何万人というすごくたくさんの人のおかげで成り立っていて、 1つひとつがとてもすごい仕事なんだと思いました。
私はその普段の『あたりまえ』をもっと大切にして、誰かの『あたりまえ』を作っていけるような仕事がしたいと強く思いました。」
「『これになりたい!』と思っても、 向いていないということもあるかもしれないけれど、「夢」 を持っていることは必要だと思いました。 グループワークでは自分にはないアイディアがたくさん出て楽しかったです。」
「今回の授業で、みんなから色々な職業を聞けて、 自分の視野が広がりました。 自分の好きなものに直接関わらなくても、 かげで支える仕事もいいなと思いました。」
「私は小学生の時からやりたい仕事があって、 今でもそれは変わっていません。大きくなっていくにつれて、 しっかりとした計画を立てられるようになるので大人になるのが楽しみです。この授業を通して、 夢に一歩近づけたらいいなと思いました。」
高校3年生の4名の生徒が探究学習「グローバルイシューズ」の授業を通してSDGsのゴール11「住み続けられるまちづくり」をテーマに「新しい生活様式」に変容する中で自分たちのできることを考え行動しました。彼女たちのアクションプランの様子が地域新聞「ふりっぱー」で紹介されています。 是非ごらんください。
中学2年のグローバル探究の授業では、9月3日に茶道とゆかたの着付体験を行いました。
和室では、茶道愛好会の先生が茶道と和室でのお作法について教えてくださいました。また、きもの授業(ゆかた授業)では、日本時代衣裳文化保存会から2名の講師の先生がいらして教えてくださいました。
日本の伝統文化に触れ、海外の人々の交流の機会にその経験や知識を活かしていってほしいと思います。
生徒の一人が感想を書いてくれました。
私たちは、茶道と浴衣の着付を体験しました。茶道では、畳の上でのお作法や挨拶の仕方、お抹茶のいただき方など、この時間でしか味わえないことばかりで、何より茶道愛好会の2人がたててくれたお抹茶がとてもおいしかったです。浴衣の着付では、浴衣を着て帯を結ぶところまで全部ひとりでするのは大変で、時々先生方に手伝っていただきながらも自分で着ることができた嬉しさを感じました。普段、浴衣を着る機会はあまりないので、何だかお祭りに行ったみたいにとても楽しくて、すぐに脱いでしまうのがもったいないぐらいでした。また機会があればもう一度体験したいと思いました。(Y.T.)
中学1年生の社会福祉学習は、「視覚に障害のある方のことを学ぶ」ことから、共に生きていくことを考えるのが目標です。今までに、盲導犬の育成について知る、弱視の方のことを考えて拡大字を書くことなどを行ってきました。
今週から二週にわたって、樋口清美先生をお招きして、点字のしくみと打ち方について学びます。
小学校の時に経験のある人も、初めての人も、一からルールを学び、打ってみました。
「私は札幌駅へ行きます」 この文を打ち終わった人は、樋口先生にチェックをしていただき、合格した人は、また違う文章にとりかかりました。簡単なようで、意外と難しいようです。