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活動の軌跡の記事一覧

7月10日(金)中学1年生の聖母戴冠式、みこころのご像前の祈り

Category : 活動の軌跡

 今年度は新型コロナ感染症対策のため、聖母月(5月)の聖母戴冠式(聖母に祈りの花冠をおささげする行事)を行うことができませんでした。中学1年生がこの行事を体験できるようにと、本日の宗教の時間に、校庭で実施しました。中学1年生はSDGsを学んだ後、聖母の体験が、現代のホームレスや難民、迫害や差別を受けている人々の体験にもつながり、苦しむ人々の母として聖母が共にいて下さると知り、アヴェマリアの祈りを学びました。  
 校庭にあるルルド(フランス、ピレネーの巡礼地にある聖母出現の場のレプリカ)まで、「アヴェマリア」を歌いながら行列し、花冠をお捧げして祈りました。
 最後に、イエスのみこころのご像の前で祈り、「疲れた時、重荷を負う時私のもとに来なさい。」「決してあなたを一人ぼっちにしない。」というイエスのみこころのメッセージが、「誰も置き去りにしない」というSDGsのモットーと重なることをあらためて思いました。祈りの姿勢がとても見事だと校長先生にほめられた中学1年生です。

7月8日 アイヌ紋様のキーホルダーを作りました

Category : 活動の軌跡

中学2年の宗教では、毎年4月から7月まで「共生~他者とともに生きる心を育てる」をテーマに、アイヌの方々の生き方を学んでいます。 今年はコロナ禍で、毎年訪れている「アイヌ文化交流センター」へ行く機会を逸し、実際にアイヌ文化を体験することができませんでした。 そんななか、今日はアイヌ紋様を用いたアクセサリーを制作しているプラバン作家の小林先生をお招きし特別授業をしていただきました。 生徒たちは思い思いの色やデザインで世界に一つのオリジナルキーホルダーを作り、出来上がりに大満足でした。 紋様にこめられた祈りや願いを学んだ生徒たちはアイヌ文化の素晴らしさを自分の周りの人たちにもキーホルダーを通して伝えていってくれるでしょう。

 

6月28日 札幌米国領事館主催の学生対象オンラインワークショップに参加しました

Category : 活動の軌跡

6月28日(日) 在札幌米国領事館主催の学生対象オンラインで「Understanding #Black Lives Matter and the Movement for Social Justice in America~アメリカの今を考えるワークショップ~」に高1生1人と高2生2人が参加しました。アメリカの人種差別事件と、抗議デモを通して人種問題を乗り越えようとする人々の姿、実際に差別を受ける立場に身を置く側からのTEDメッセージ等に触れて、「差別をなくすために何ができるか」を領事の方たちや国内外の大学生や高校生と話し合い、考える貴重な機会となりました。交流会も含め4時間にも及ぶワークショップを熱心に受けた3人は早速、アクション・プランを考えているところです。

 

世界難民の日プロジェクト

Category : 活動の軌跡

 今日は、「世界難民の日プロジェクト」の一日を過ごしました。 青、または白を基調とした私服で登校した人も、制服で登校した人もいました。 もともと本校の夏の制服は、ブルーやアイボリーなどを基調としていることもあり、 「だから制服を選んだ」という人もいました。 皆さんから集まった募金は、五万円でした。このお金は、国連UNHCR協会に送る予定です。

 国連の報告によると、世界の難民の総数は7950万人を数えます。 難民の方々に心を寄せることと、微力であっても自分たちの力が何かに役立てられるということを 今回の企画で、皆で共有することができました。

 

 

6月25日オンライン授業「いのちと女性、地球を考える~母乳育児と環境問題」

Category : 活動の軌跡

6月25日(木) 5月に、SDGs のゴール6と13「水と衛生」「気候変動」に関するオンラインの国連ウェブセミナーに2人の生徒が参加した折、「母乳育児が環境にやさしく気候変動問題に貢献する」というバングラデシュのDr. Haiderの発言に「どうしてですか」と質問したことがご縁となり、東大大学院医学系研究科国際地域保健学教室客員研究員で国際認定ラクテーション・コンサルタントの本郷寛子先生(岩波ブックレット『母乳と環境』や『母乳育児のポリティクス』等著書・翻訳多数)を紹介していただきました。 講演をお願いしたところ快く引き受けて下さり、今日高校3年生が「いのちと女性、地球を考える~母乳育児と環境問題」というオンライン授業を受けることができました。母乳育児がSDGsの17の項目すべてにかかわること、母子共に大きな影響のある母乳の素晴らしい力、地球環境にとっても助けとなること、母乳育児が可能な環境づくり等、目を開かれるお話でした。取材に来られた新聞社やラジオ局の方々に「学んだことをこれからのアクション・プランに活かしていきます。」と語る高3生でした。