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活動の軌跡の記事一覧

2月9日(火)高1オンライン国連研修2日目

Category : 活動の軌跡

今日はニューヨーク国連日本政府代表部の細川香宣参事官・防衛駐在官から 国際平和協力活動についてお話を伺いました。

また、本校33回生で、同代表部総務部会計班勤務の新目久美子さんに、コロナ禍のアメリカの状況や難民、移民について、留学や永住権などのお話を伺いました。

そして、元国連NGO聖心会代表でオランダ人弁護士である Sr.Cecile MeijerからAdvocacy(苦しむ人や破壊される環境を支援する運動)の授業を受け、Advocacyとは、「気づき、関心を寄せ、学び、深め、調整・準備し、行動し、ふり返り、評価する」というスパイラルの繰り返しを重ねることだと知りました。

活発に質問してシスターに褒めていただきました。

午後からは、高1全員で、国連UNHCR協会難民支援活動広報担当天沼耕平様から難民支援についてお話いただきました。

最後に同協会北海道支部の山下芳香様から、「ウガンダは難民受け入れが経済に良い結果をもたらすという考えに基づいて世界で3番目の難民受け入れ国である」と伺い、前日の講師のお話に同じ考えがあったことを想い出しました。

振り返りの分かち合いの最後は祈りになりました。

「日本政府代表部の方や、元国連NGO聖心会代表等、普通では聞けない方のお話を聞くことができました。国連PKO(平和維持活動)では7割がアフリカの話題で、様々な支援があるということから、アジア・アフリカ地域での紛争は私達の言葉では伝えられない程の酷さであることを改めて感じました。その中でも、『守る相手の信頼を得るにはどうしますか』
という質問に、やはり、『至誠』(まごころ)だとお答えになり、心に響きました。また、advocacyについて学び、とにかく今の世界の現状を書いて訴える事を最優先するべきということを知りました。午後は、難民が増加している現在、コロナ渦で差別や生活苦が増加していることを学びました。この2日間、多くのことを学びました。全ての方が共通の言葉を発していました。「私たちは協力し合わないといけない」ということです。現在、コロナ禍で直接会えず、オンラインなどで繋がっていますが、協力しあうことで、難民の方々に対してできることがたくさんあるということを学びました。この研修もあと残すところ1日です。明日も良い研修となるよう精一杯取り組みたいと思います。」(振り返りノートより)

中学1年 冬のアクティビティ

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中学1年生は、雪の校庭でアクティビティを行いました。お天気に恵まれ、パウダースノーを満喫しました。校庭の雪山を登ると札幌の市街地を眺めることができました。 

   

 

2月8日(月) 高1オンライン国連研修が始まりました。

Category : 活動の軌跡

2月8日(月) 高校1年オンライン国連研修が始まりました。

今日は夜のニューヨーク、朝のインド、ムンバイ、早朝のマドリードと3つの国を結んでの研修となりました。 国連NGO聖心会代表 Sr. Sheila Smithからは国連の使命とSDGsに重なる聖心の教育の使命を詳しく学びました。元国連NGO聖心会勤務の Sr. Rita Pintoからは女子教育特にインドの女子教育について学びました。スペインからは、国連広報局のMr. Felipe Queipoが、国連の魂ともいうべき人道的な目的について、SDGsの取組について学びました。お話をうかがい質問をし、ささやかでも世界をより良く変容していく地道な一歩一歩を大切にしたいと思いました。  

毎回のお話の後、ふりかえりを行い、深めることが出来ました。 明日の分かち合いが楽しみです。  

また、国連研修3期生の聖心女子大2年生が、昨年の国連総会の開幕に合わせて国連広報センターが制作したトーク・セッション「SDGアクションの拡大を目指して:新型コロナウイルス感染症の時代におけるメディアの役割(Scaling Up SDG Action:Media’s Role at The Time of the Pandemic)」で、国連研修参加後の活動を話した様子や、NYの聖心姉妹校の様子をオンラインで観るなど、充実した一日でした。

「今日は、女性への差別問題や、国連について私たちが事前学習では得られなかったことを詳しく教えていただきました。インドでの女性への差別は、私達の想像を超える酷さがありました。現地の方のお話を聞き、そのことに対する辛さを私達も身に染みて感じることができました。それぞれの方々に事前学習の中で考えた、10の質問を答えていただきましたが、アクションプランを一人でなく、他の人と協力して行いなさい。夢を見ることは大きくていいが、ささやかな一歩一歩を重ねることが大事だと、国連スタッフの方は言っていらっしゃいました。アクションプランについてもそうですが、私達の将来のことも関係していると感じました。強い目で訴えていらっしゃったことを忘れず、研修後のアクションプランに繋げていきたいと思います。」(振り返りノートより)

中学3年生 ワンダーランドサッポロ雪遊び体験を楽しみました!

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 本日2月8日(月)中学3年生は、学校の近くにある「ワンダーランドサッポロ」を訪問し、北海道ならではの雪に親しみながら楽しい思い出作りをしました。ラフティングボートやバナナボートに乗って、スタッフの方にスノーモービルで引いてもらい、スリル感を味わいました。そして、坂からゴムチューブやそりで滑り、歓声を上げて楽しみました。昼食はかまくらの中でジンギスカンBBQ!コロナ対策を行いながらでも美味しくたくさんいただきました。
修学旅行が中止になって残念な思いをしましたが、今日のイベントは思い出の1ページとなりました。スタッフの皆様、ありがとうございました。

第53回高等学校卒業証書授与式が行われました

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2月6日(土)、前日までの厳しい冷え込みが少しだけ和らぐ中、札幌聖心女子学院高等学校第53回卒業証書授与式が行われました。

今年はコロナ禍にあって在校生は出席せず、卒業生が歌を歌うこともかないませんでしたが、ご来賓、保護者の方々と教職員で心を込めて53回生の門出を祝いました。

音楽科田代先生のピアノ伴奏で入場した卒業生たちは、齊藤校長先生の温かなねぎらいの言葉に耳を傾け、ご来賓カトリック札幌司教区勝谷太治司教様、父の会会長東重満様の励ましに将来への決意を新たにしたようでした。

在校生代表としてただ一人出席した高2加世田さんからは感謝の気持ちが伝えられ、卒業生代表吉田さんは仲間を大切に思う気持ちを言葉を尽くして表しました。

この1年間、すべての活動が制限される中、様々な工夫を凝らして新たな行事を提案し実行してきた高校3年生を目の前で見てきた在校生たちが追いかけていきます。

不平不満を決して漏らすことなく、互いを信じて前進し続けてきた創造性と行動力に富んだ生徒達を、教職員一同心から誇りに思います。

どうぞ未来に恋する53回生たちの行く末が幸い多き日々でありますように。

卒業生の皆さん、学校は常にあなたたちに開かれています。
いつでも元気な顔を見せに戻ってきてください。