11月29日(月)、北大大学院の山中康裕先生が来校され、高1オンライン国連研修生に対して、研修に臨む前に視野を広げるためのセミナーをしてくださいました。
古代から・狩猟・農耕・工業・情報社会と変わってきた社会のあり方がAI革命を経てどのように変わるのかという「Society 5.0(ソサエティ5.0)」のお話から始まり、科学テクノロジーがつくりだす未来について学び、「そこには本当のウェルビーイング(well-being:幸福・健康)があるか」と考えさせられるお話でした。
この日は、丁度全校生が「SDGs5ジェンダー平等を実現しよう」のために、PANTS DAYとして私服で登校し、チャリティー団体“RED BOX JAPAN”に寄付をするアクションプラン実行の日でした。
SDGs5の具体化に真剣に取り組むスコットランドの女性首相スタージョン氏のスピーチを聞き、ニュージーランドの女性首相の世界最初のウェルビーイングに配慮した国家予算についても学ぶことができました。
そのほか、SDGsと国連食糧システムサミット・COP26・カーボンニュートラルなどについても熱心に教えてくださり、これからの教育に対話が重要であることを改めて感じました。
国連研修の前にこのようなお話を伺うことができたことを感謝します。
山中先生、ありがとうございました。
新着情報
活動の軌跡の記事一覧
“届けよう、服のチカラ”プロジェクト 活動終了
7月7日(水)の課題研究ミーティングでユニクロの方にご講話いただいて以降、有志の生徒が難民支援のために子ども服を集める活動を行ってきました。
最終的には、校内外を問わず呼びかけに賛同してくださった方から本当にたくさんの子ども服を届けていただきました。
どうもありがとうございました。
11月18日(木)聖フィリピ―ン・デュシェーンの祝日
聖心会の創立者聖マグダレナ・ソフィアの頼もしい仲間として初期の聖心会を支えた聖フィリピン・デュシェーンは、アメリカ先住民のために働くことを願って、1818年に開拓時代のアメリカにわたり、様々な人種、環境の子どもたちのニーズに合わせて学校をたて、教育を行いました。その中には、当時州法で禁じられていたアフリカ系アメリカ人の奴隷の子どもたちのための学校もありました。念願かなってアメリカ先住民のところに行けたのは72歳で、「祈る婦人」と呼ばれました。 先日の祝日記念朝礼ではシスター新庄から「聖フィリピン・デュシェーンから希望の種をいただいて育てましょう。」というお話がありました。玄関前の記念コーナーには、ニューヨークの聖心姉妹校 Convent of the Sacred Heart 91st から送られた聖フィリピーン・デュシェーンゆかりのSt. Charlesの聖心のブランケットも飾られました。世界の聖心姉妹校と一緒にお祝いして祈った一日でした。
11/2追悼の祈り
11月1日 NYから国連研修生へのオリエンテーション
今日は16名の高校1年国連研修生に、 国連について、 国連社会経済理事会につながる国連NGO「聖心会」について、国連NGO聖心会のシスタースミスがニューヨークからオンラインでオリエンテーションをしてくださいました。
SDGs採択当時(2015年)からSDGsの教育に取り組んでいる札幌聖心を高く評価してくださるシスターから、国連と聖心会の使命が重なること、 貧困や飢餓に苦しみ、いのちの尊厳を認められない人々の危機と、 環境が破壊されつつある地球の危機が重なることを学びました。
10月から始まった事前研究も軌道にのり、2月8日~10日の研修に向けて英語での学びも深まる秋です。