新着情報

5月30日(木)聖母戴冠式

Category : 活動の軌跡

 5月は聖母マリアに捧げられた月です。  

 様々な困難と悲しみを体験する中でも、起こる出来ごとを心にとめて、いつも神様を信じ、人を受け入れたマリア様の生き方を自分たちも大切にするという思いを込めてバラの冠を捧げる行事は、以前は校庭のルルドで、やがて体育館で、今は聖堂で行われています。  

 戦前に日本でつくられ、上海の聖心女子学院に送られ、戦後日本に引き揚げたシスターたちと共に戻ってきた聖母像は、美しい歌声を響かせる生徒たちのために、深い祈りをささげておられるように思えました。

 

5月24日(金)聖心会創立者聖マグダレナ・ソフィアの祝日記念行事

Category : 活動の軌跡

 今年は札幌聖心でお祝いする最後の聖マグダレナ・ソフィアの祝日です。  

 札幌聖心最初の生徒である1回生4名(同窓会茂仁香会会長と卒業生のお母様方)をお招きして、最後の生徒である57回生(高校3年生)と共に、お祝いの一日を過ごしました。この春、新司祭となられた千葉神父様の初ミサにあずかり、聖女がお好きだった「ぶどうの木のたとえ」から、「人格的なかかわりである愛」についてのお話に感銘を受けました。  

 次いで、1回生の4名の方々から、創立の頃の思い出や、人生の想いを分かち合っていただきました。それぞれのお話から、聖心の教育の味は昔も今も変わらないことを実感し、それぞれの場で、他者のための行動力を生かしておられることに感動しました。57回生はお礼に、創立30周年までの旧校歌と、現校歌(本日出席の1回生作詞)を歌い、理事長シスター宇野からのお言葉をいただきました。  

 最後は食事会で楽しい交流の時を過ごしました。聖マグダレナ・ソフィアや、札幌聖心初代校長のマザー吉川茂仁香はじめ、天国からも今日のお祝いを見守ってくださった皆様の想いを受けて、素晴らしいひと時となったことを感謝した一日でした。

 

4月20日(土)白樺会総会「感謝の会」

Category : イベント

「4月20日に開催された白樺会最後の総会「感謝の会」 は100名を超える会員の方々がお集まりくださり、
ご来賓の理事長シスター宇野、齊藤現校長、チャプレン シスター田口、シスター新庄、阿部前校長、
そして御講演をお引き受けくださった シスター鈴木とご一緒に和やかに様々な思いでを語り合う
大変貴重なひと時となりました。白樺会の皆さまには、 長い間札幌聖心女子学院をお支え頂きましたこと、
改めてお礼申し上げます。」

5月15日(水)梅干し弁当の日に

Category : 活動の軌跡

 今日は月に一度の梅干し弁当です。

 今回は台湾の地震の被害者の方々に、祈りと共に送られる募金が送られます。

 お弁当の時間に鶯の鳴き声が聞こえました。

 校庭に響く様々な野鳥の声で聴き分けられるのは鶯ぐらいですが、 かつて校庭の野鳥を調べた48回生の卒業研究では、 32種類の野鳥の生息が確認されたとありました。 広葉樹や針葉樹が混在している正門入口から校舎に向かって左側のエリアは特に野鳥が多く、32種類の野鳥の多くはこのエリアで確認できたそうです。

 創立の頃の写真には何もなかった校庭に、保護者の方々をはじめたくさんのお支えをいただいて、見事な木々が植えられ、野鳥の遊ぶ庭となりました。

 長い間に受けたお支えを感謝の内にふりかえり、今度は支えを必要とする方々に届けたいと願います。