新着情報

2/15シスターダフネ・セケイラの来校

Category : 活動の軌跡

2月15日(水) ローマの総本部から、総長顧問、インド出身のシスターダフネ・セケイラ(Sr. Daphne Sequeira rscj)が理事長シスター宇野のご案内で来校されました。総本部では、札幌聖心とその取り組みはよく知られているとおっしゃり、総長様からの「よろしく」を伝えられた後、インドでなさっていた使徒職について、話してくださいました。 インドの聖心会は大学と専門学校のほか、5つの学校の教育に加え、女性の地位が特に低く、教育の機会が与えられない農村部で、機能的識字(読み書きと計算を使いこなせる状態)に導くプログラムを展開しています。シスターは、困難の末、教育を受けることができた女性たちが、自信と自覚をもって、子どもを教育し、手を携えてそれぞれの地域の資源について学んだことを生かし、村の生活を最低限から少しずつ余裕のあるものとしていった様子を話して下さいました。そして、恵まれた教育の機会を活かして、勉強に取り組むようにと呼びかけられました。 放課後、高校1,2年の国連研修生が、本校の紹介と共に、それぞれの研修を報告し、喜んでいただきました。 その後、高校2年生が、学校や寄宿をご案内し、シスターは生徒達との会話を楽しんでおられました。

 

2/12(日)第41回札幌市中体連スキー新人戦大会(アルペン競技)で内海玲依羅さん(中2)が入賞!

Category : 活動の軌跡

 2月半ばの札幌市内の積雪は例年よりも少ないとはいえ、雪が降り止まない大会会場の手稲山「サッポロテイネ ハイランドスキー場」……難関コースに設置されたスラローム(SL)スタートエリアには、成長著しい中学1・2年生の新人アスリートたち……スキー王国:北海道が育てたどさん子の頼もしいスキーヤーたちが集いました!難関コースはお手のもの!いくつものポールを軽やかにくぐり抜けてフィニッシュ……
 札幌聖心女子学院からは、中学2年生の内海玲依羅さんが昨年に引き続きエントリー!午前中の1本目は「第41回札幌市中体連スキー新人戦大会」の成績:第4位に入賞を果たしました~!
 来シーズンは中学3年生として最後の中体連大会。さらなる飛躍のために日々過酷な練習を惜しまず、自らの可能性をいかんなく発揮してください!皆様も熱い声援をお願いいたします!

第27回 青少年意見発表大会(弁論)に出場しました!

Category : その他

 2月12日(日)、北海道立道民活動センター(かでる2・7)で開催された札幌グリーンライオンズクラブ主催の意見発表大会は今年で第27回を数えます。出場した13名の高校生弁士たちの中に札幌聖心の高校1年生1名が、スポットライト浴びる華やかなステージで約7分の意見発表を行い、聴衆を惹きつけました!時事問題をテーマに自らの視点や主張を展開し、時に熱く、時に静かに、身ぶり手ぶりも交えて聴衆に語りかけました。この経験を生かし、さらに自信をつけて次の大会でも活躍してください。応援しています!

石丸り子さん(中3) 第60回全国中学校スキー大会アルペン競技(女子SL)で全国第6位に輝く!

Category : 活動の軌跡

輝くステージは長野県野沢温泉スキー場カンダハ―コース。2/6(月)~10(金)、全国各地から地区大会を勝ち抜いたトップクラスだけの中学生アルペンスキーヤー達が堂々と参上!昨年度の全国大会においてスラローム(SL)で第8位に表彰された石丸さんが、北海道代表の出場権を得て再び新雪の大舞台に帰ってきました!四季を問わず過酷なトレーニングを重ね、絶対の自信を胸に本番のレースに臨みました。石丸さんは昨年同様に2種目に出場。2/8(水)女子ジャイアントスラローム(GSL)では、エントリーした167名の強豪選手の中で第15位という素晴らしい成績!続いて2/10(金)女子スラローム(SL)の滑走順は5番目(当初エントリー168名)。1本目は見事第4位で上位30位以内に入り、2本目は27番目のスタート。中学3年生として最後の中体連大会……この全国大会にかけてきた思いを余すことなく発揮し、1つひとつの旗門を確実に、丁寧に……その上で攻めの気持ちでフィニッシュを目指しました。いよいよ総合成績が確定、石丸さんは選りすぐりのスーパー選手たちを抑えて全国大会第6位に入賞!2年連続で表彰式にて名前がコールされました。本当におめでとう!心から賛辞を送ります☆
 力を競った中学生スター選手たちは、冬季オリンピック出場など大きなを夢を抱きながらこれからも100分の1秒を縮められるよう腕を磨いて努力していくのでしょう。中体連大会で有終の美を飾った石丸さんの飽くなき挑戦はまだまだ続きます!特に3月の「JOCジュニアオリンピックカップ2023アルペン競技」で全国の精鋭選手たちが再びこの長野県で熱くしのぎを削ります。残る今シーズンの各種大会での健闘、さらなる活躍をこれからも応援しています!

2022年度高等学校1年オンライン国連研修最終日(2/8)

Category : 活動の軌跡

高校1年オンライン国連研修プログラム最終日

2月8日(水)

3日目の今日は、重い現実の中で実際に活動されている3人の方々から、お話いただきました。

Sr. Rita Pinto元国連NGO聖心会勤務・インド聖心元校長(インド出身)「インドの女子教育」

Ms. June Tano (Manhattan Project for a Nuclear-Free World 田野純様)「核のない世界のために」

陸上自衛隊中部方面特科隊長 兼 松山駐屯地司令 細川香宣一等陸佐(元国連日本政府代表部参事官) 「国連平和維持活動〜NYからみた現場〜」 

Sr. Rita Pinto はインドの女子の2200万人が毎年学校からドロップアウトしていること、男子に比べて識字率が低く、世界の水準では、22%も低いこと、しかし、近年は、向上していることなどを話してくださいました。そしてインドの聖心会の教育が学校だけでなく、カーストの底辺の女性たちが、自信をもって社会進出できるようになるまでシスターたちが共に歩むと話してくださいました。

ニューヨークの国連NGOで、反核の活動をしておられる田野純様のお話をうかがうために、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非を、アメリカの高校生8人がディベートする「ある晴れた夏の朝」を読み、感想文をお送りしました。田野様から、反核のためのための活動について話され、核問題はただの環境問題ではなく、人権問題につながるということ、核廃棄物がアメリカ先住民が住む地域に長期保管されていることなど教えてくださいました。ウクライナ侵攻に際して、武器を送る前に、ロシアとウクライナの間を調停するはずではというお言葉が心に沁みました。 

細川様からは、普段あまり意識しない国連平和維持活動(PKO)や平和構築活動のお話をうかがいました。日本がPKOの予算に世界で3番目の貢献をしていることも知りました。私たちの質問に対して、イメージでなく事実に当たって調べ、「なぜ~」を大事に、「~とは」と自ら考え、それを話し合うこと、広く色々なことに関心を持つことをアドヴァイスしてくださいました。

この3日間、英語で話してくださった方々へのお礼とふりかえりは英語で書いていましたが、今日は、3日間の振り返りを英語で分かち合いました。今日は、北海道大学大学院地球環境科学研院の神志穂学術研究員も参観され、最後の分かち合いを共にしてくださいました。最後に、感謝のうちに講師の皆様のために、そしてこの研修に携わって下さったすべての方のために祈りました。

この3日間、あっという間に過ぎてしまいました、充実した学びと気づきの体験でした。私たちが今の生活をどのように過ごしていくかで、今後の世界の状況が変わっていくということを実感しました。月曜日にはアクションプランを話し合います。