中学2年生は、7月16日、校外学習に行ってきました。中学2年生では、川の流域の生態系を学ぶと共に、自然に直接触れることで、日常の学習内容をより深めることを目的として、千歳川清流下りとサケのふるさと千歳水族館見学を行っています。
千歳川清流下りでは、自然を全身で感じながら、思い切りはしゃぎ、楽しみました。水族館では、サケや北海道の淡水魚について学び、千歳川の水中を直接見ることのできる日本初の施設「水中観察ゾーン」では、季節の生き物たちの営みを間近に観察することができました。
7月18日(土)北海道盲導犬協会より講師をお招きし、中学一年を対象に講習会を開催しました。
これまで、教頭先生のパピーウォーカーの体験談や、映画鑑賞などで盲導犬について学んできましたが、今回の講師の方から視覚障がい、盲導犬、盲導犬協会の業務などのお話を伺いさらに知識が深めることができました。
毎年恒例の目隠しをしながらの歩行体験などは、感染予防の観点から今回は出来ませんでしたが、実際に盲導犬を間近で見た生徒たちは嬉しそうにしていました。最後の質問コーナーでも生徒たちは活発に質問をしていました。
最後に、梅干し弁当の募金を寄付させていただきました。
北海道盲導犬協会の皆様、ありがとうございました。
今年度は新型コロナ感染症対策のため、聖母月(5月)の聖母戴冠式(聖母に祈りの花冠をおささげする行事)を行うことができませんでした。中学1年生がこの行事を体験できるようにと、本日の宗教の時間に、校庭で実施しました。中学1年生はSDGsを学んだ後、聖母の体験が、現代のホームレスや難民、迫害や差別を受けている人々の体験にもつながり、苦しむ人々の母として聖母が共にいて下さると知り、アヴェマリアの祈りを学びました。
校庭にあるルルド(フランス、ピレネーの巡礼地にある聖母出現の場のレプリカ)まで、「アヴェマリア」を歌いながら行列し、花冠をお捧げして祈りました。
最後に、イエスのみこころのご像の前で祈り、「疲れた時、重荷を負う時私のもとに来なさい。」「決してあなたを一人ぼっちにしない。」というイエスのみこころのメッセージが、「誰も置き去りにしない」というSDGsのモットーと重なることをあらためて思いました。祈りの姿勢がとても見事だと校長先生にほめられた中学1年生です。
中学2年の宗教では、毎年4月から7月まで「共生~他者とともに生きる心を育てる」をテーマに、アイヌの方々の生き方を学んでいます。 今年はコロナ禍で、毎年訪れている「アイヌ文化交流センター」へ行く機会を逸し、実際にアイヌ文化を体験することができませんでした。 そんななか、今日はアイヌ紋様を用いたアクセサリーを制作しているプラバン作家の小林先生をお招きし特別授業をしていただきました。 生徒たちは思い思いの色やデザインで世界に一つのオリジナルキーホルダーを作り、出来上がりに大満足でした。 紋様にこめられた祈りや願いを学んだ生徒たちはアイヌ文化の素晴らしさを自分の周りの人たちにもキーホルダーを通して伝えていってくれるでしょう。
6月28日(日) 在札幌米国領事館主催の学生対象オンラインで「Understanding #Black Lives Matter and the Movement for Social Justice in America~アメリカの今を考えるワークショップ~」に高1生1人と高2生2人が参加しました。アメリカの人種差別事件と、抗議デモを通して人種問題を乗り越えようとする人々の姿、実際に差別を受ける立場に身を置く側からのTEDメッセージ等に触れて、「差別をなくすために何ができるか」を領事の方たちや国内外の大学生や高校生と話し合い、考える貴重な機会となりました。交流会も含め4時間にも及ぶワークショップを熱心に受けた3人は早速、アクション・プランを考えているところです。