新着情報

聖ソフィア祭 特別企画ご報告

Category : イベント

実施できずにいた聖ソフィア祭に代わって、委員が検討を重ねた特別企画を9月26日(土)に実施しました。

新型コロナウイルスささえあい基金とイエメンの子どもたちへの緊急支援への募金を呼びかけ、関係のある色を私服に取り入れてもらいました。

また、密を避けつつ各教室に分かれて挑戦したオンラインでのクイズと、各クラス代表者による障害物競走の様子を体育館から中継して各教室で順位を予想する企画を行い、合計点数を競いました。

生徒たちは新しい企画にとても盛り上がりました。
終了後には皆でアイスを味わい、楽しい時を過ごしました。

私服企画の結果、新型コロナウイルス札幌ささえあい基金への寄付として11,530円、日本ユニセフ協会人道危機緊急募金への寄付として、23,400円を、先日それぞれ送金しました。

ご協力どうもありがとうございました。

10/5(月)ロザリオの祈り 中学生

Category : 活動の軌跡

10月はロザリオの月です。

本校では、昼休みに聖堂で、中学生の希望者によるロザリオの祈りが行われました。

初日の今日は、新型コロナウィルスと戦っている全ての方のためにという意向で、たくさん

の生徒が集まって祈りを捧げました。

今年は、聖堂内の密を避けるために中高別に行い、高校生は19日(月)からとなります。

全校講話「命の大切さを学ぶ教室」が行われました

Category : その他

9月30日(水)午後は、「命の大切さを学ぶ教室」として、本校宗教科講師真島勝彦先生による「息子の思いとともに生きる」と題した講話を中高別に伺いました。

 真島先生は平成22年7月に、当時23歳だったご長男を交通事故で亡くされました。それは、幼いころから正義感が強く、「警察官になりたい」という夢を持ち続けた以明(いざや)さんが、まさに警察官採用二次試験に向かう朝のことでした。

以来、北海道交通事故被害者の会副代表として、若い世代を中心に、一人ひとりのかけがえのない命を大切にしてほしいというメッセージを伝え続けていらっしゃる真島先生のお話に、生徒たちは真剣に耳を傾けました。

以下に感想の一部をご紹介します。

 

・真島先生から「生きていれば辛いこともあるけれど、生きているときにしかできないことがある」という言葉をいただき、今後の励みになりました。自分が大切に思う家族や先生方を悲しませたくないので、命を軽視し加害者になるようなことは絶対にしないと心に刻みます。

・車を運転するときにいつ、どこで被害者または加害者になるかわからないことを心に留め、当たり前の交通ルールをきちんと守っていきたいと思います。お父さんがいつも「遅刻してもいいからゆっくり行きなさい」と言っていた言葉が、今日のお話をうかがって理解出来ました。

・今日の真島先生はいつもの授業の時とは様子が違い、絞り出すような声や悲痛な叫びが聞こえてくるような表情が、事故から年数がたった今でも悲しみが深いことを物語っているようでした。先生は最後に「自分を大切に生きて」とおっしゃいました。私も自分が後悔しないように頑張ろうと思いました。

・目標に向かってまっすぐに進んでいた以明さんと比べて、何の目標もなく人の言うとおりに生きてきた自分を恥ずかしいと思いました。交通事故というと運転手側に100%責任があるものと思っていましたが、歩行者側にもすべきことがあると学びました。今まで以上に信号や車に注意し、イヤホンをせず周りの音が聞こえるようにするなど気をつけたいです。

・いつも授業で見せてくださる笑顔からはとても想像のつかない、真島先生の悲しそうな表情を忘れることが出来ません。「生きていさえすれば」という先生のメッセージは、SNS上で人の死を軽んじるような行為が頻発する現代で大切な教えです。命を奪われていい人などこの世のどこにも存在せず、私自身、自分の命を大切にすることが大事だと学びました。

・以明さんはルールをしっかり守って生活してきたにもかかわらず信号を無視した危険運転により亡くなってしまいました。私がしてきた歩きスマホや音楽を聴く行為は、生きたくても生きられなかった以明さんに対して失礼だったと感じました。加害者にも被害者にも大切な家族がいます。これからは社会の一員としてルールを守り、自分に恥じない存在でありたいです。

中学3年 北海道開拓の村、北海道博物館訪問

Category : 活動の軌跡

中学3年生は、9月24日に北海道開拓の村、北海道博物館を訪問しました。 アイヌ文化や歴史の授業で学んだことをを深められた一日となりました。 「アイヌ文化である歌や踊りをもっと調べてみたいと思いました。」「昔の生活用品について使い方や歴史などをより知りたいと思いました」など、興味関心がある分野を今後調べてみたいという感想が多くよせられました。

午前中のみの限られた時間でしたが、晴天の中見学することができ、良い時間となりました。

中学2年 浄国寺訪問

Category : 活動の軌跡

中学2年のグローバル探究の授業では、10月1日に浄国寺を訪問し、写経と座禅の体験をしました。まず、ご住職から仏教の教えについてお話を伺い、写経を体験しました。そして、座禅についてのご説明の後、座禅堂を見学させていただき、本堂にて実際に椅子座禅を体験しました。

忙しい毎日の中でも心静かに過ごす時を持ち、感謝することの大切さにあらためて気づく時となりました。

生徒のふりかえりの一部を紹介します。

「今まではお寺に行ってお話を伺うことはなかったけれど、この体験を通して、日常生活での平常心や心のゆとりが優しさにつながることが分かり、つらいことがあってもこのことを忘れなければ、また努力することができると感じました。座禅の体験で、息を整え、半眼で考えを留めないことをしてみると、自分の心と寄り添っている感じがして心がスッキリしました。今の生活は毎日が忙しくて自分を見つめる時間が少ししかないけれど、座禅だったらどこでもできるので、ちょっとした時間に自分の心をリラックスできたらと思いました。」

「写経体験では、舎利礼文を書いて、意味はあまりわからなかったけれど、「舎利」はお釈迦様のお骨のことで、寿司のシャリも白いことからそう呼ばれるようになったことを知って楽しかったです。座禅はつらいものではなく、心の安らぎができるものだと教わってから体験すると、確かに静寂の中で心を落ち着けることができてすごく新鮮でした。このような機会があればまた体験したいと思いました。」

「私はすべてのものはつながっているということを学びました。『人は1人では生きていけない』という言葉を伺った時、私はたくさんの人に支えられているのだなと思いました。家族やお友達などなど、たくさんの人に感謝しなければいけないと思いました。これから生きていく上でもっと多くの人と関わると思います。お世話になった人はもちろん少ししかかかわったことのない人に対しても感謝したいと思います。キリスト教のことだけではなく、仏教やヒンドゥー教など色々な宗教のことを学び、知識を深めていきたいです。」