新着情報

9/3(日)「北海道私立学校展」に参加します。

Category : 入試情報

  日時:2017年9月3日(日) 10時~17時
  場所:ホテル 札幌ガーデンパレス

  上記にて、「北海道私立学校展」に参加します。
詳細は、PDFファイルをご覧ください。
皆さまのご来場をお待ちしています。

  北海道私立学校展 詳細はこちら

8月23日(水)環境科学ミーティング「若者の主体性を引き出して、地域課題に取り組む」

Category : SGH

今年度5回目の課題研究ミーティングとして、NPO法人ezorock代表理事の草野竹史さんを講師にお迎えし、環境科学ミーティングが行われました。
RISING SUN ROCK FESTIVALにおける環境対策活動をはじめとして、「Do It Yourself」をモットーにさまざまな地域課題に取り組んでいらっしゃる草野さんのお話を伺い、当事者意識を持つことや周りの人を巻き込んでいくことの大切さについて知ることができました。
多くの示唆をいただき、自分たちにも出来ることは何だろうかと可能性を考える大変良い機会となりました。

SGH 高1東京研修

Category : SGH

 高校1年生4名は7月24日(月)~26日(水)の2泊3日で東京研修に出かけました。

 初日は、姉妹会でフィリピンの里子ライサ・アスカルちゃんを支援しているチャイルド・ファンド・ジャパンを訪問しました。支援者サービスチームの西村様からは、CCWAの歴史から現在の活動までDVDを交えて講話いただきました。“No one will be left behind”の精神は私たち聖心女子学院の理念にもつながると感じました。

 夕方には、四谷の難民支援協会(JAR)に向かいました。広報部コーディネーター田中様から、「難民を受け入れられる社会を目指して」をモットーにした活動について伺いました。「世の中から偏見はなくならないかもしれないが、それはよくないことだと思う人が一人でも増えるように」という言葉が印象に残りました。

 宿舎に到着したのは21:30、緊張と疲れにより、ぐっすりと眠りにつきました。


          


 二日目、25日(火)は、宿舎で朝食後、難民を助ける会(AAR)に向かいました。トルコでの駐在経験のある本多様より、国際協力、世界の難民問題、AARが行うシリア難民支援に関してお話しいただきました。研修室には本物の地雷が展示されていて、世界の厳しい現実を改めて知りました。

 講話・質疑の後には、AAR広報の発送作業をお手伝いさせていただきました。別フロアで職員の皆様にご紹介いただきながら、昨日、今日と、予想以上に小さなスペースで世界を救う大きな活動が行われていることに驚きました。三つの団体には、生徒の皆様から協力いただいた梅干し弁当募金を寄付し、喜んで受け取っていただきました。


            

 大急ぎで宿舎に戻り昼食をとった後、午後は研修室にてワークショップを行いました。この二日間で新たに知ったことや気づいたこと、これからの課題などを共有し、報告会の準備・分担、入国管理局での質問確認などをするうちに、あっという間に時間が過ぎていきました。
 夕食後は、この春に卒業した大学1年生が、大事な試験の合間を縫って宿舎を訪ねてくれました。
まずは高校生が今回の研修について報告した後、大学生からの助言を受け、進学に関しての質疑等活発に情報交換がなされました。学寮の門限に遅れないように大学生を送り出しながら、SGHの活動が年度を超えて受け継がれていることを感じました。


            

 7/26(水)最終日は、あいにくの雨の中、東京入国管理局に向かいました。審判課補佐官下村様から難民受け入れに関する現状を伺い、本当に必要な支援の在り方について考えさせられました。下村様と総括審査官木村様に外国人受付窓口、申請、相談窓口など局内を案内いただき、手続きや相談に訪れている外国人の方々の生活の一部を感じることができました。


 羽田から夕刻の便に乗り、千歳空港で保護者の皆様を前に代表生徒が挨拶をし、研修を終了しました。
 蒸し暑い中での3日間は体力的にきつかろうと危惧していましたが、3ヶ月の事前学習を経ての毎日はとても充実していました。探究報告書の作成と10月の報告会に向けてまだまだ作業が続きます。


          

7/18 高2GI メタンガスグループ フィールドワーク

Category : SGH

  7月18日、高2 GI でメタンガスと地球温暖化について学んでいる6名が、江別市の小林牧場と鹿追町の環境保全センターへフィールドワークに行ってきました。

  メタンガスは牛のゲップや糞尿から発生する温室効果ガスの一つで、地球温暖化への影響が二酸化炭素の約25倍といわれています。今回訪問させていただいた施設では、メタンガスによる地球温暖化へのリスクを軽減するための対策として、バイオガスプラントを設置しメタンガスを電気エネルギーとして活用するシステムを導入しています。

  小林牧場では、そこにいる牛の糞尿からメタンを取り出す過程で、牛のベッドになる敷料や牧草の肥料となる消化液を取り出し、バイオガス燃焼装置を使用し、電気エネルギーと熱エネルギーをつくり、施設内の必要な電力をそれで賄っています。

  そして鹿追町環境保全センターでは、さらに、バイオガスをつくるときに発生する熱を利用し、マンゴーの栽培や、チョウザメの養殖を行っていました。チョウザメがサメではないことを教えていただいたときは皆が仰天しましたが、バイオガスプラントの仕組みについて説明していただいているときの6名は真剣な表情でした。そして、この環境保全センターでは、牛の糞尿から取り出したメタンから水素を抽出し、それをエネルギーとして利用する最先端の試みが行わており、水素で走る自動車に乗ってみることもできました。水素自動車は、非常に静かで、さらに、排気物として水しか出ないため、非常に注目をされています。どちらの施設も匂いが全然気にならず、バイオガスプラントの効果を肌で感じることができました。