「気象通報」のデータを用いてラジオ用天気図用紙に各地の風向き,天気等を記入し,それを基に等圧線や低気圧,高気圧,前線などを書き込み,日本周辺の気象の状態を明らかにします。データを聞きとるのは大変ですが、天気図を実際に書いてみると、低気圧、高気圧、前線などが関連した事象であると実感できます。
新着情報
ニューヨーク研修第7日目
とうとう帰国の日となりました。朝6:30には7日間お世話になったSr.Hoeffelとホテルの方々に御礼の挨拶をし、New Ark空港に向かいました。12時間のフライトを経てようやく到着した成田空港で最後の振り返りと分かち合いを行い、それぞれがこの研修の意義、SDGsについて、グローバルリーダーとはどのような人物か等を考え共有しました。
千歳空港ではわざわざ出迎えてくださった校長先生を始め、無事の帰宅を心待ちにしてくれていた家族の笑顔を見て皆一様にほっとした様子でした。現地でお世話くださったシスターズ、講話を通してたくさんの気付きを与えてくださった方々、そして引率のシスター 田口、漆崎先生に感謝 しつつ、この貴重な体験を広く分かち合い、必ずや次の行動に移していこうと思いました。
ニューヨーク研修第6日目
今日は聖心会元総長Sr. Kathleen Conanもご一緒に、フェリーに乗って、エリス島まで足を延ばしました。移民博物館では時間をかけ、1800年代からの移民の歴史を写真と音声ガイドを通して学ぶことが出来ました。この毎日の充実した日々と当時の移民の方々の不安や疲労、先の見えない絶望感とを比べ、恵まれた日々にこそ知っておくべき歴史があることを改めて感じました。
見学中に偶然、現総長の Sr.Barbara Dawson からSr. Conan に電話があり、昨年来札された折、本校生徒の国連研修を始めとする共生の教育が、聖心会の教育の使命を如何に現代に活かすものであるかを皆に伝えているとおっしゃったと伺いました。うれしく思うと同時に、ますますやる気を強めました。
再びフェリーでマンハッタン島に戻った後は、聖マラキ教会で祈りを捧げ、振り返りの時を過ごしました。慌ただしいスケジュールの中でも教会での祈りの習慣は、私たちの使命と誓いを実現させるという決意を更に固くするものでした。
その後はタイレストランにて夕食をとりながら、朝からご一緒いただいているSr. Kathleen、Sr.Smith、Sr.Hoeffel、Sr.山本にこの6日間の振り返りを英語で分かち合いました。感謝の気持ちを込めて歌った「ふるさと」には、お店の他のお客様からも盛大な拍手が響き渡りました。
帰りにはつめたい雨が雪に変わっており、真っ白な歩道を踏みしめながらホテルに戻りました。
ニューヨーク研修第5日目
朝は、諸宗教の対話のために世界の主な宗教のシンボルを集めたChurch Centerの聖堂で祈りを捧げた後、Japan Societyを訪問しました。教育事業担当の長澤裕美子氏とMs. Pauline Noyes から、アメリカで日本の文化や習慣を広める目的で1907年に設立されたこの組織の現在の取り組みを教育部の活動を中心にお話を伺いました。中でも毎年3月に行われているJunior Fellows Leadership Plogram は、環境や貧困、移民、日米のアジアにおける役割などをテーマに調査、研究、プレゼンテーションを行うもので、札幌聖心での学習が生かされる興味深い企画だと感じました。
次は、国連パスポートを得て国連本部へ。ハマーショルド記念黙想室で祈り、振り返りをした後、カフェで昼食、そして国連ツアーの始まりです。国際的に重要な多くの議題が取り上げられている舞台を目の前にしながら、桁違いに大量の軍事費を持つ大国の問題点を改めて意識しました。
その後は聖心会の国連NGOオフィスでシスター方への感謝の集いをし、Sr.HoeffelのGolden Jubilee 金祝をお祝いしました。イザヤの預言を暗唱し、One Little Candleを歌い、シスターには「何よりも嬉しいひとときだ」と喜んでいただきました。
宿舎に戻ってからは、いよいよ札幌の日本語ディベート組とのface timeです。約1週間ぶりに見る仲間たちの懐かしい顔に歓声を上げながら、これまでの研修報告や移民や政治体制に関する質問などが次々と交わされました。先生方や皆のお祈りに支えられていることに感謝の意を示し、45分間の交流を終えました。
ニューヨーク研修第4日目
それぞれに過ごしたホームステイから戻り、朝7:45には全員が姉妹校のNY聖心の聖堂に揃いました。
お世話になった感謝の思いを込めて「ふるさと」を歌い、91st校の先生方に「ここはあなた方の第二のふるさとです。」と言っていただき、ホストシスターと名残を惜しみながらお別れしました。
聖アグネス教会で祈りを捧げた後に向かった国連広報局では、Mr.Felipe Queipoから広報の役割についてお話しいただきました。広報によって人々を力づけ、すべての人に尊厳があることを伝えるのが使命だというFelipe氏の情熱的なお話に、皆大きくうなづいていました。
国連NGOオフィスでのSr.Smith、Sr.山本とのセッションの後は、国連日本大使館内の日本政府代表部を訪問しました。岸守一参事官の講話を伺い、日本の国連外交、平和を訴えるプロジェクト、緒方貞子氏との出会いによって目覚めた難民支援などについて、深い内容に感じ入りながら、皆、身を乗り出して耳を傾けました。何をどのように伝えるのか、大切なことは目に見えない、受け取る相手への想像力をもって発信する大切さ、参加型発信で共感を呼ぶことなど、新たな気づきをいただき、多くの質問が寄せられていました。
また、昨年秋から同部署で勤務の本校33回生、新目久美子さんからもお話を伺うことが出来ました。世界とのつながりを持ち始め、これからの生き方を考えつつある今、身近な先輩の活躍はまぶしく感じられました。
帰途は聖家族教会で祈りを捧げ、宿舎に向かいました。
夕食後は、振り返りと分かち合い、翌日に迫ったフェイスタイムに向けて、遅くまで準備が続きました。