卒業週間の最後として、小野有五先生(北海道大学名誉教授、北星学園大学教授)の講演会が行われました。先生の娘さんは本校の卒業生です。ご自身の経験談から、“Imagine and Have a Dream!”とのあたたかいメッセージをいただきました。自ら行動することで道が開けるというお話もいただき、生徒たちはチャレンジすることの大切さを学ぶことができたことでしょう。
明日はいよいよ卒業式です。
午前中は、札幌市防災協会から講師をお招きして、救命講習を受講しました。
止血法や胸部圧迫、人工呼吸、AEDの扱い方などを教わり、人体模型を使用しての実習に励みました。
すべての課程を修了し、一人一人に受講証が交付されました。
「もしもの時」に咄嗟に行動できるよう、日頃から今日の振り返りを大切にして欲しいと思います。
午後からは本校の司書である新田先生によるブックトークと、姉妹会による送別会が行われました。
ブックトークでは是非読んでほしいオススメの本の紹介や、
先生ご自身が読んでみて興味深かったことをエピソードも交えながらお話していただきました。
送別会では、下級生達が趣向を凝らした出し物で高3生を楽しませてくれていました。
2月6日の放課後、今年度最後の課題研究ミーティングを開催しました。講師には聖心女子大学より人間関係学科教授の小城先生をお招きし、「スキャンダルとファン心理」と題したお話を伺いました。
スキャンダルを不倫、麻薬、暴力、脱税などに分類、さらにファンの心理尺度を「作品の評価」「外見的魅力」「疑似恋愛感情」「流行への同調」「流行への反発・独占」「尊敬・同一視」に分類して行った実証的研究が紹介されました。スキャンダル後のファン行動にどのような変化があらわれるのか、社会心理学のデータに基づいて分析していくと興味深い結果が見えてきます。
一見世俗的に思えるテーマでもアカデミックに追及していけば、現代社会のありようが見えてくることを教えていただきました。
3日目は「宗教発表」がありました。
この宗教発表では、自分が受けてきた3年ないしは6年間の聖心での教育を「一文字」で表し、その意味するところを発表します。
その一文字一文字に、その意味することに皆が共感し、思いを共有していました。
その他には、円ブリオ北海道さまによる「いのちの授業」や、代表者4名による「卒業研究発表会」が行われました。