新着情報

寄宿生が氷のキャンドルをつくり平和を祈りました

Category : 活動の軌跡

2月18日(日)
 「平和学の父」ヨハン・ヴィンセント・ガルトゥング博士が昨日亡くなったと報じられました。10数年前の高校3年の宗教の授業で、博士の提唱した「構造的暴力のない状況が積極的平和」と、熱く語って私たちを啓蒙してくれた生徒を思い出します。
 寄宿舎の前に中学三年生が作った氷のキャンドルが闇の中に輝いているのを眺めながら、未だ戦いの終わらないウクライナやガザへの平和の祈りを捧げました。

第56回高等学校卒業証書授与式が行われました。

Category : 活動の軌跡

 2月10日(土)、穏やかな気候のもと、札幌聖心女子学院高等学校第56回卒業証書授与式が行われました。  ホテル札幌ガーデンパレスで行われた式典には、ご来賓、保護者の方々と教職員に加え、3年ぶりに在校生も加わり、心を込めて56回生の門出を祝いました。  

 入学式以来の会場で緊張気味だった卒業生たちは、田代先生のピアノ伴奏と齊藤校長先生の温かなねぎらいの言葉に表情が和み、ご来賓カトリック札幌司教区勝谷司教様、母の会鈴木会長の励ましに将来への決意を新たにしたようでした。在校生代表からは感謝と尊敬の気持ちが伝えられ、卒業生代表は先生方や仲間との思い出を言葉を尽くして表しました。中学から続いたコロナ禍にあってもかけがえのない強い絆が育まれていたことが伝わり、続く卒業生の歌「友」の歌声は、会場にいた多くの方々の涙を誘いました。  

 数年にわたりあらゆる活動が制限される中、互いを信じて前進し続けてきた生徒達を教職員一同心から誇りに思います。  

 どうぞ56回生たちの行く末が幸い多き日々でありますように。

卒業式の写真

高3卒業週間

Category : 活動の軌跡

 巣立ちのために必要な様々な講演をうかがう卒業週間が始まりました。

 2日目の昨日は終日祈りの日で、フランシスコ会の松本神父様のご指導で、静かに祈り、 自分と向き合って振り返りました。最後に「さあ、今の私を生きる」というエッセイを分かち合い、恵みの日となりました。 夜は寄宿舎の送別会で、早くも涙をこらえる姿が見られました。

 下級生がスキーデーに出かけた今日は、推薦生の宗教の最終課題「聖心の教育を漢字一文字で表せば」の発表があり、一人ひとりの発表に魂と実行力の教育の実りが現れ、感動し ました。

 明日は卒業研究代表者の発表や姉妹会の送別会があり、祈りの内に、いよいよ卒業の日が近づいてきます。

2/2(金)高3卒業研究発表会

Category : 活動の軌跡

来週からの卒業週間を前に、推薦生による卒業研究発表会が行われました。

社会、医療、環境、SDGs、自然、歴史、民族、産業、哲学、思想、文学、心理、スポーツによる地域振興など、様々な課題についての研究が発表されましたが、力作ぞろいで、どれもより良い変化のための方向や、問題解決を提示していて、教えられるとともに、感心させられました。一人ひとりがこれから様々な問題解決に路を拓いていくことを確信する機会となったことを感謝します。