5月25日は聖マグダレナ・ソフィの祝日です。それに合わせて毎年本校では祝日を祝う集会をひらき、その後滝野自然公園に炊事遠足に行きます。
晴天に恵まれ、さわやかの5月の風が吹く中、各学年、各クラスが思い思いののメニューで炊事をし、食後はレクレーションをたのしみました。
5月19日(土)3限LHRの時間を活用し、初めての高校リクリエーションが行われました。企画、運営は高校3年生の二人、GI(グローバルイシューズ)でのアクションプランの一環として、私たちの日常にある見えない壁、クラスや学年を阻むコミュニケーションの壁を崩すべく計画されました。
3学年が縦割りで八つのチームに分かれ体育館に集合。開会宣言の後は早速フルーツバスケットです。5分後、言葉を使わず身振り手振りでテーマを伝えるルールに替わり、笑顔が増えました。
2種目目は懐かしいポートボールで、自分から積極的にコミュニケーションをとる目的から、ボールを持った選手はドリブルできず、周りが歩み寄っていくルールとなりました。クラスや学年が混じり合っていることをいつしか忘れているほどにどのチームも息の合った連係プレーを見せてくれ、応援にも普段以上に熱が入りあちこちで歓声が上がっていました。
あっという間の45分。うっすらと汗をかいた一人ひとりの表情が生き生きと輝いて見えました。
5月16日は、中学1年生にとって初めての「梅干し弁当」募金でした。全校生徒、教職員が、昼食時に質素な食事を行い、おかず代を募金しました。これは、ただ募金するのではなく、苦しんでいる方々の思いを想像し、たとえわずかであってもその痛みを共有しようと、聖心の各姉妹校でも続けられてきた活動です。今回の募金の送り先は、難民支援協会です。シリアから日本に避難してきている人々が現在400人以上生活しています。しかし、難民認定される人は非常に少なく、認定されなかった方々はつらい生活を強いられています。そのような人々に思いを馳せ、祈りのうちに一日を過ごしました。
5月12日(土)、ホストシスターと一緒に登校した5名のナワミン校生の皆さんが初めて折り紙を体験しました。色鮮やかに装飾されたパーラーで歓迎を受け、講師のシスター竹内とシスター野村の温かな笑顔にすぐに緊張がほぐれました。約2時間、丁寧な解説に助けられ、互いに教えあいながらたくさんの駒や鶴を完成させることができました。途中、見学に訪れた先生方にはにかみながら自分の自慢の作品を披露してくれました。かわいらしいお土産の一つとして、タイのご家族や友達も喜んでくれることでしょう。
その後、生徒たちは13日(日)までホームステイ、先生方は市内観光を楽しみ、14日(月)は9:55千歳発のバンコク直行便で帰途につきました。
近い将来、再会できることを願って…。