今日は聖心会元総長Sr. Kathleen Conanもご一緒に、フェリーに乗って、エリス島まで足を延ばしました。移民博物館では時間をかけ、1800年代からの移民の歴史を写真と音声ガイドを通して学ぶことが出来ました。この毎日の充実した日々と当時の移民の方々の不安や疲労、先の見えない絶望感とを比べ、恵まれた日々にこそ知っておくべき歴史があることを改めて感じました。
見学中に偶然、現総長の Sr.Barbara Dawson からSr. Conan に電話があり、昨年来札された折、本校生徒の国連研修を始めとする共生の教育が、聖心会の教育の使命を如何に現代に活かすものであるかを皆に伝えているとおっしゃったと伺いました。うれしく思うと同時に、ますますやる気を強めました。
再びフェリーでマンハッタン島に戻った後は、聖マラキ教会で祈りを捧げ、振り返りの時を過ごしました。慌ただしいスケジュールの中でも教会での祈りの習慣は、私たちの使命と誓いを実現させるという決意を更に固くするものでした。
その後はタイレストランにて夕食をとりながら、朝からご一緒いただいているSr. Kathleen、Sr.Smith、Sr.Hoeffel、Sr.山本にこの6日間の振り返りを英語で分かち合いました。感謝の気持ちを込めて歌った「ふるさと」には、お店の他のお客様からも盛大な拍手が響き渡りました。
帰りにはつめたい雨が雪に変わっており、真っ白な歩道を踏みしめながらホテルに戻りました。