それぞれに過ごしたホームステイから戻り、朝7:45には全員が姉妹校のNY聖心の聖堂に揃いました。
お世話になった感謝の思いを込めて「ふるさと」を歌い、91st校の先生方に「ここはあなた方の第二のふるさとです。」と言っていただき、ホストシスターと名残を惜しみながらお別れしました。
聖アグネス教会で祈りを捧げた後に向かった国連広報局では、Mr.Felipe Queipoから広報の役割についてお話しいただきました。広報によって人々を力づけ、すべての人に尊厳があることを伝えるのが使命だというFelipe氏の情熱的なお話に、皆大きくうなづいていました。
国連NGOオフィスでのSr.Smith、Sr.山本とのセッションの後は、国連日本大使館内の日本政府代表部を訪問しました。岸守一参事官の講話を伺い、日本の国連外交、平和を訴えるプロジェクト、緒方貞子氏との出会いによって目覚めた難民支援などについて、深い内容に感じ入りながら、皆、身を乗り出して耳を傾けました。何をどのように伝えるのか、大切なことは目に見えない、受け取る相手への想像力をもって発信する大切さ、参加型発信で共感を呼ぶことなど、新たな気づきをいただき、多くの質問が寄せられていました。
また、昨年秋から同部署で勤務の本校33回生、新目久美子さんからもお話を伺うことが出来ました。世界とのつながりを持ち始め、これからの生き方を考えつつある今、身近な先輩の活躍はまぶしく感じられました。
帰途は聖家族教会で祈りを捧げ、宿舎に向かいました。
夕食後は、振り返りと分かち合い、翌日に迫ったフェイスタイムに向けて、遅くまで準備が続きました。