先週からクリスマス・プラクティスが行われています。これは全校で、静けさを創り出して、ホームレスの方のためにお米とホッカイロを集める伝統的なクリスマスの準備です。(昔のフランスの聖心では、沈黙を守って静けさを創り出せた生徒はじゃがいもを捧げました。)
典礼委員会は、今年のテーマは、「Sacred Heart~イエスの燃えるみこころに応えよう」としました。全校朝礼で高3の典礼委員が次のように説明しました。「私たちの学校名として掲げられている『Sacred Heart(聖心)』 は、イエスのみこころのことです。イエスの一人ひとりへの愛は『燃える心』として、みこころのご像に表現されています。その愛を受けて、心に火が灯され、徐々に大きく燃えていくように、私たちがイエスの燃えるみこころに応えていくことができますように。ウクライナやガザでの戦闘をはじめ、世界に暗闇が拡がる今、毎日心の灯をともして祈りながら、静けさをつくりだして、自分の内面の声に耳を傾け、世界の叫びを聞きながら行動して、幼子イエス様をお迎えするクリスマスの準備を進めましょう。」 校内や修道院のあちこちに馬小屋やツリーが飾られ、なごやかな雰囲気の中で、プラクティスが行われています。