生徒たちの多くは、やはり疲れていたせいか、昨日は早めに寝たようです。そして朝、定刻通りに11人が揃いました。
最初に、歓迎式に招かれました。
マオリ式の聖堂で行われるポフィリという行事です。マオリの歌で歓迎され、マオリ式に鼻と鼻をくっつけて挨拶をし、そしてお返しに聖心の生徒たちは「桜の花びらたち」を合唱しました。お互いの歌が聖堂でとても美しく響いていました。日本からのお土産として、北海道にゆかりのクマ(アイヌの文様をつけた)と北海道の自然の写真集、学校案内をお渡ししました。その後、別室で一緒に食事をし、ポイ(白い球)を使ったダンスを教えてもらいました。
ハミルトンガールズハイスクールは全校生徒1700名の大きな女子校です。生徒たちも先生方も、様々な文化的背景を持っている様子です。英語の授業をはじめ、私たちのために様々な仕事をしてくださっているユアニタ先生もマオリ系KIWIです。生徒たちは、NZに来て早速「多文化共生」の姿を実感したようです。