2月28日(火) 北海道新聞 どうしん生活情報版さっぽろ10区(トーク)
2月16日(木)に本校で実施された、日本語準備型と英語即興型ディベートの様子が
記事として掲載されました。
2月23日(木)3時間目 グローバルイシューズ
今日は、1年間のグローバルイシューズのまとめの一つとして、北海道大学公共政策大学院の
池直美先生をお招きして、ご一緒に「人との共生」を考える時間を持ちました。
1年生のうち10名はニューヨーク国連研修を踏まえ、難民や移民の状況や課題を考えてきました。
27名は、日本語準備型ディベートを通じて、日本国内における外国人との共生の在り方を考えて
きました。それぞれの視点と経験から「共生」について考えたことや、自分たちの経験を
先生に報告、シェアしました。また、外国人とは何か、国籍とは何かということなど
自分たちの中から新たに生まれた疑問を池先生に投げかけてみました。
池先生からは、このような時代だからこそ高校生に心掛けてほしいこととして情報リテラシーの向上を強く訴えかけられました。
また、データに基づき、根拠を明らかにし、そして何よりも自分の意見を周囲に左右されずに持つことの大切さをお話ししてくださいました。
「人との共生」を考え続けた1年がいよいよ終わりに近づいてきました。上級生となる準備を進めています。
2月25日(土) 学習ホール
今日から本格的に、ニューヨーク国連研修の事後学習を始めました。
一人ひとり、何を持ち帰ってきたか、2分間でスピーチをしました。
また、事前に考えていった10の質問に対する答えを確認しあいました。
●共生のためには教育がとても大切であるということを再認識した。
教育に必要な要件についても学ぶことができた。(M.H)
●お金や富よりも情報が大切であるという言葉が印象的であった。
新しい自分に出会い、自分の悪いところにも気づいた。(K.K)
●UNHCRの方から、難民の発生や置かれている状況を聞いた。自分の事としてとらえ、
周囲の人にも情報を伝えていきたい。(Y.K)
●ホームステイを通じて、異文化共生の事を改めて考えた。自国に誇りを持つことや
意見をしっかり持つ大切さを学んだ。(T.A)
●共生のためには多様性を肯定的にとらえることが大切であると気づいた。
また、リーダーはみんなができることをあえて率先して行う人であると知った。(A.K)
●共生のためのツールとして、言語の重要性、英語の大切さを改めて実感した。
リーダーには知識や言葉のほかに、心の温かさも必要であると気づいた。(M.S)
●共生に必要なことは、違いに注目すること、相手の言うことに耳を傾けること、
自分の意見を持つことという3つではないだろうか。(A.S)
●多くの人からの話の中で印象的なのは、情報は力である。教育は必要である。
そして気づき、学びを育てること という言葉だ。これから正しい情報を多くの人に
的確に伝えていこうと思った。(Y.M)
●グローバルリーダーには、クリエイティブな発想と膨大な知識が求められることが
わかった。これから、自分も努力してそうありたいと思う。(A.I)
1週間の研修を終えて、帰国してきました。
成田から札幌への航路が思わぬ強風でキャンセルとなり、東京に一泊ステイとなりましたが、
みんな元気に帰ってきました。
疲れてはいましたが、一回り大きく感じる頼もしい笑顔で戻ってきてくれました。
この研修にかかわったすべての方々に感謝いたします。
ホームステイを終えた後、国連にて再び研修です。
多くの方々に支えられながら、学びを深めていっている様子が見られます。