SOFIS2日目は聖心女子大学の大槻奈巳先生の「ジェンダーについて考える」講話からスタートしました。
ジェンダーがそもそもなぜどのように作られたのかという根源的なところから、詳しく教えていただきました。
性自認だけでなく、生物学的性も社会的・文化的に作られているというお話は大変興味深かったです。
次に、第二東京弁護士会による模擬立法授業「“クオータ制”を考える」が行われました。
ブレイクアウトセッションで6グループに分かれ、弁護士会の方々にお話を伺いながら国会議員と会社役員のクオータ制について具体的に議論し、それぞれのテーマについて考えを深めました。
メインルームに戻ってからは、各グループで話し合った内容を発表・共有しました。
そして、立法だけですぐに問題が解決するわけではないこと、その後もさらに考え続けていく必要があることを学びました。
午後はプランインターナショナルジャパンの長島千野様から、「開発途上国のジェンダー課題」についてご講話いただきました。
早すぎる妊娠・結婚の弊害などを中心に、自分たちと同世代の女性たちが大変な状況にあることを改めて知り、グループでの話し合いを通して開発途上国のジェンダー課題への具体的な取り組み方を考えました。
その後、事前学習やこれまでのセッションを踏まえて姉妹校ごとにアクションプランを話し合い、発表し合いました。
今後も姉妹校で連携しながら、2021年度のSOFISメンバーでアクションプランに取り組んでいきたいと思います。
最後に個人のふり返りを分かち合いました。
2日間の短い日程でしたが、非常に中身の濃い有意義な研修になりました。