中学2年グローバルクラスは、聖心インターナショナルスクールに国内留学中です。
21日(火)は午前中に英語や“values(倫理科)”、体育の授業を受けました。
お昼には8年生のグローバルランチに参加しました。これは世界の食糧事情を実際に体験し、その立場になって考えるプロジェクトです。参加者はくじによってHigh Income(高所得)、Middle Income(中所得)、Low Income(低所得)の3つのグループに分かれました。少人数の高所得グループにはテーブルにタコスやフルーツ盛り、クッキーが置かれ、ゆったりとランチをすることができました。中所得者にはテーブルはなく椅子に座り、男性のくじに当たった人が先に食事をもらいに行くことができ、女性のくじの人は男性が全員終わるまで座って待ちました。大勢の低所得グループはブルーシートに座り、中所得者の後にその半分の大きさのお皿に1杯の白米のみを食べることが許されました。食事の後に飢餓と貧困やフードロスについて学び、意見を出し合いました。
〜振り返りより〜
Today, we learned about hunger. I was a mother who has three children. I was allowed to have just some rice and water. I had gym class before lunch, so I was so hungry than usual but I could learn what the poor people experience. I thought it was unfair. (A. H.)
We learned about poverty in the world. I want to pray for the people in need and take action for them. (A. S.)
I was in the high income group and had delicious food, but I felt awkward because the other groups had so little. (R. S.)
I will never forget today’s lesson and I will be grateful I have more than enough every day. (K. A.)
I was in a low income group and I could experience how people suffer every day. From now on, I won’t waste food and thank for what I have.
午後には札幌聖心の生徒のための特別授業としてグリフィス先生が3D science(3D科学)について教えてくださいました。
2Dの物が3Dに見える錯覚の仕組みを知り、1905年製のアンティークの3Dスコープを使わせていただいたり、最新の3Dメガネで映像を見たりとワクワクと驚きの連続でした。現在オーストラリアで獣医学を勉強し一時帰国中のISSH卒業生もお手伝いに駆けつけてくださいました。
夜は明日中学朝礼で披露する、よさこいソーランの練習をしたり、ISSHの先生方へのお礼の色紙を書いたりと盛りだくさんな1日でした。