24日火曜日の二日目は、難民を助ける会を訪問しました。
難民とはどういう状況に身を置いているか、またその人一人ひとりに個別の事情があることを
想像しながら、「あなたならどうするか?」というディスカッションを行いました。
その日の午後は、宿舎で振り返りと分かち合いの時間をとりました。
それぞれの場所で聞いてきた内容のすり合わせや、新たにわいてきた疑問などについて
まとめていきました。また、自分たちの経験を、同級生をはじめ多くの生徒たちと共有をする使命を果たすため、
どんな内容をどのようにまとめたらよいかという話しあいも行いました。
夜は、この春に卒業した大学1年生3人が遊びに来てくれました。
大学生活の事や、高校生活でのアドバイスなど、楽しくためになる時間を過ごしました。
最終日は東京入国管理局を訪問しました。難民の定義から始まり、日本の難民受け入れの姿勢やその方針についての
お話を詳しく伺うことができました。いろいろな立場から一つの物事を見ることの大切さに気づく時間でした。
どの団体の方もいつも忙しい中、時間を割き、対応してくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
10月5日(土)に研修の発表報告が待っています。参加した生徒たちは、人との共生のために私たちができることが
何かを考え、多くの人にシェアしていけるように準備を進めていくことと思います。
改めて、この研修に携わってくださった各団体の皆様をはじめ、全ての方々に感謝申し上げます。