今年の2月にニューヨークの国連本部で研修し、シリア難民の苦しい現状を学んだ生徒たちが、8月の友愛セールで手作りクッキーを販売し、その売り上げをユニセフのシリア緊急募金に寄付しました。この取り組みが、9月5日(火)の北海道新聞朝刊に掲載されました。
記事をご覧になったシリア人、アスィー・アルガザリさんから、生徒たちにシリア難民についてのお話をしてくださるという連絡をいただき、実施が決定しました。
(アスィー・アルガザリさんは、2014年にシリアからサウジアラビアへ脱出したシリア人男性です。道内出身の女性と知り合い、2015年に来日して結婚後、配偶者ビザを取得され、現在は札幌市内に在住していらっしゃいます。「どうしん電子版」にブログを執筆中です。https://www.hokkaido-np.co.jp/series/s_syria)
生の声を聞かせていただくことで、シリアについての学びがより深まりました。生徒の活動が実際にこのような形で身を結ぶことになり、「共生」をテーマに日々の教育活動に取り組んでいる本校にとって、大変大きな成果となりました。