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中村 哲先生を悼む

Category : その他

12月5日(木)追悼 中村哲先生 4日、パキスタンとアフガニスタンで30数年間人道支援に取り組んでおられた「ペシャワール会」現地代表で医師の中村哲先生が襲撃により、逝去されたとの報に言葉もありません。 本校40周年記念講演においで下さった時、親しくお話して、「聖人とはこのような方のことだ」と強く感じたことが忘れられません。 揮毫して下さった色紙の「誰も行かねば行く。誰もやらねばする。」という言葉は、アメリカで最初の女子大Mount Holyoke College(当時はキリスト教女性宣教師育成の神学校)を創立したMary Lyon女史の"Go where no one else will go, do what no one else will do"(「誰も行かないところに行きなさい。だれもやらないことをなさい。」)にちなんだお言葉です。  中村哲先生の深い想いが伝わる色紙を眺めながら、その献身のご一生を想います。 修道院では、本日、夕のミサを先生のため、またご遺族とペシャワール会の方々、先生が命を懸けられた現地の方々のためにおささげします。