10月20日(月) しばらく本校に滞在されたダブリンの聖心の卒業生Mrs. Denise Bradyが英国に帰国されました。 先週は、宗教の授業で、長年働かれたロンドンのセントクリストファーホスピス(St. Christopher's Hospice)やその創設者で「近代ホスピスの創始者」と言われるシシリー・ソンダース(Dame Cicely Mary Strode Saunders)女史についてお話されました。パワーポイントは「あなたはあなただからこそ大事なのです。人生の最後の瞬間まであなたは大事なのです。」(“You matter because you are you and you matter to the last moment of your life”)と言うソンダース女史のお言葉で始まりました。死と向き合う人々のケア(世話と看取り)だけでなく、ケアに関する研究と教育の場として、また、死と向き合う一人ひとりの家族や友人たちも大切にケアするその精神と実践を学びました。 また、11月にダブリンで予定されている高校卒業50周年の同窓会を楽しみにされ、聖心で育まれた友情が宝だと話して下さいました。授業の後、生徒たちからの質問やコメント、手紙を大変喜ばれました。 高校三年生の案内で、寄宿舎も熱心に見学されました。