日本バチカン国交75周年記念東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「第5回バチカンより日本へ祈りのレクイエム日本公演2017」に同行されたフランチェスコ・
モンテリーズィ枢機卿が3月21日に来校され、春休み中でしたが、国連研修生を中心とした高校1~3年生有志が、「アヴェマリア」や「花は咲く」を歌ってお出迎えしました。生徒たちは、ほとんどが英語で、東日本大震災のためのご支援に感謝し、札幌聖心の教育理念が「イエスの聖心(みこころ)のメッセージ」にもとづいていることや、とくに現在、「人との共生、自然との共生」をテーマとし、自ら策定した共生のためのアクション・ションプランを実行する教育に力を入れていること等をご説明しました。
枢機卿様は、若い世代がこのように考えを深め、実行していること、国連のように国際的な組織との連携によって教育していることを大変お喜びくださいました。そして、このような教育を行っている聖心会や教職員への感謝とねぎらいのお言葉を下さり、一同感激しました。
また、生徒の質問に応えて、枢機卿様は、「共生について大切な心の姿勢」や、教皇様の「ラウダート・シ」を引用され、地球のためにできるささやかな行動を呼びかけることが大切であるお話下さいました。
そして、生徒たちのアクション・プランの一つである、難民・移民問題や核問題に関するツイッター「世界を応援する女子高生」を教皇様にリツイートしていただくようお願いするとおっしゃって下さり、生徒教職員を祝福して下さいました。本校にとり、恵みあふれる祝福の日となりました。
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グローバルクラスNZ研修③授業
午前中はユアニータ先生による英語の授業。英語の授業も、学校や教育に関わる単語やホームステイですぐに役に立つ表現を学べます。そして、ユアニータ先生ならではの、マオリの歴史を学んだり、彼らの工芸を習ったり、歌を一緒に歌ったり。生徒たちは積極的に参加していますし、1日1日、たくましくなっています。
1つ問題、といえば、ランチタイムが13:30〜ということでしょうか。11時にスナックを食べて良いと言われていて、実際にきちんと食べているのですが、日本の生活に慣れているせいか、もともと食いしん坊さんが多いせいなのか、12時過ぎると"I 'm hungry!" の大合唱です。
午後の授業も多彩です。実際のマオリ語の授業に参加したり、生徒たちからマオリダンスを習ったり。明日は地元のスーパーマーケットへ行って、先生から出された課題を解決しながら、英語で会話をするようです。
グローバルクラスNZ研修❷マオリの歓迎式・ポフィリ
生徒たちの多くは、やはり疲れていたせいか、昨日は早めに寝たようです。そして朝、定刻通りに11人が揃いました。
最初に、歓迎式に招かれました。
マオリ式の聖堂で行われるポフィリという行事です。マオリの歌で歓迎され、マオリ式に鼻と鼻をくっつけて挨拶をし、そしてお返しに聖心の生徒たちは「桜の花びらたち」を合唱しました。お互いの歌が聖堂でとても美しく響いていました。日本からのお土産として、北海道にゆかりのクマ(アイヌの文様をつけた)と北海道の自然の写真集、学校案内をお渡ししました。その後、別室で一緒に食事をし、ポイ(白い球)を使ったダンスを教えてもらいました。
ハミルトンガールズハイスクールは全校生徒1700名の大きな女子校です。生徒たちも先生方も、様々な文化的背景を持っている様子です。英語の授業をはじめ、私たちのために様々な仕事をしてくださっているユアニタ先生もマオリ系KIWIです。生徒たちは、NZに来て早速「多文化共生」の姿を実感したようです。
グローバルクラスNZ研修① 行ってまいります! & ハミルトンに着きました
3/3 図書館蔵書点検 開始
3月3日(金) 図書館
毎年恒例、図書館の蔵書点検が始まりました。
考査期間と重なることもあり、卒業生たちがボランティアで手伝います。
今年も先日卒業した49回生や、48回生が手伝いに来ています。
貸し出しを停止して、今ある書籍類の所在を確認していきますが、
書棚の間を行ったり来たり、腰を曲げたり伸ばしたりと意外と重労働です。