卒業式後の日々は、教職員が「来た時よりもきれいに片付ける」という聖心の掃除のモットーに従い、教頭先生をリーダーに校舎の片付け、窓に至るまできれいに拭き上げ、掃き清め、皆心ひとつに大掃除をしています。 また、2月26日には創立の時にローマから送られた「感ずべき御母」の絵が姉妹校インターナショナルスクールに送られました。取り外しの前に、感謝の祈りが捧げられました。 2月28日には聖心会から教職員への感謝のミサとつどいがありました。 2001年から今まで、札幌聖心の高校1年のエンカウンタープログラムSADE(Sons’ and Daughters’ Encounter) の指導をされ、高3祈りの日や中学修養会でお世話になったフランシスコ会の松本巌神父様によるごミサでは、倉先生が侍者を務め「私はあなた方を想うたびごとに私の神に感謝し」で始まるフィリピ書1章をシスター高橋が、「種の祈り」を市川先生が朗読、福音は魂がつながっていることを告げるヨハネ16章のイエスの別れの言葉が読まれ、共同祈願はシスター渡邉真理子と4人の先生方によって涙ながらに捧げられ(下記に一部抜粋)、職員と共に、シスター棚瀬が感謝の記念品を捧げ、聖体拝領の後、「札幌聖心の子どもたちのために、心を合せて働いた仲間のお一人おひとりに感謝を込めて、これからの日々が祝福と良き出会いに恵まれますようお祈りいたします。」という祈りと共に出席した40名の教職員の一人ひとりの名前をよび、それぞれ沈黙の祈りを共にした後、松本神父様のギターに合わせて「なかま」(歌詞の意味「それぞれが違う場所で生まれて育ち・・・たくさんのなかまと今ここにいる。苦しみや喜びをともに分かち合って、巡り合えたことを神様に感謝しよう。それぞれが道を見つけ、歩き始める。結ばれた強いきずな、共に過ごした日々、どんなに離れても・・・永遠の宝だから。キリストのもとにあっていつまでもなかまだから。聖心のきずなによっていつまでもなかまだから」)を歌いました。もう生徒と一緒にそしてこの仲間と一緒にこの歌を歌うことがないと思い、声が震えました。ミサ後、管区を代表してシスター宇野から、札幌修道院を代表して、シスター新庄からの挨拶があり、教職員一人ひとりにおメダルと額の記念品が配られました。ごミサの後は、お食事会で和やかなうちに感謝のひとときは終わりました。