後期は、「百合の行列」で始まります。どのような環境にあっても、同じように美しく、香高く咲く百合のような心で生きることを願って、ローマに原画のある「感ずべき御母」(Mater Admirabilis)の絵に、百合の花を捧げて祈る行事です。百合の花は、全ての人を神に等しく愛される尊い存在として受け入れる心を表します。今年度が最後となりますが、生徒たちの美しい歌声が響く中、一人ひとりの中に、心の百合がいつまでも清く保たれますようにと祈りました。
その後、個人で、あるいはグループで、半年かけて取り組んだグローバルイシューズのアクションプラン報告会が行われ、様々な問題について考え、解決を目指してそれぞれがアクションプランを策定して、行動した結果を分かち合いました。それぞれが等身大でありながら、ささやかでも地球の問題を解決しようという意気込みで、具体的な数字を示しながら、わかりやすい説明で、行動の成果を分かち合ってくれました。「探究型学習が実行力と結びついてこのように見事な成果につながったことは素晴らしい!」と先生たちも喜び合いました。
~発表内容~
・家庭内食品ロスをゼロに!
・当事者と企業が考えるLGBTQ
・ペーパーレス化と私たちの未来 ~DX・GX推進の波~
・きれいきれい!カンボジア!~カンボジアの子どもの衛生状態を良くしよう~
・保護猫の実態と私たちにできること
・ラッコを守ろう
・自然と共に生きるために〜ヒトは街にクマは森に〜
・ぶんぶんプロジェクト〜蜜蜂と養蜂家の増加を目指して〜
・Be kind to the ocean 〜海洋プラスチックごみ削減のために〜
・みんなちがってみんないい〜絵本で学ぼう多様性〜
・ボランティア活動のすすめ