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中学2年 和太鼓体験

Category : 活動の軌跡

中学2年のグローバル探究の授業では、12月4日に和太鼓タヲ札幌道場主宰の中田裕子さんを講師にお迎えし、和太鼓体験をしました。まずは恐る恐る音を出してみるところからスタートし、リズムを教えていただくうちに、徐々に和太鼓の世界に引き込まれていきました。日本人の持つ「気の力」「合わせる力」や、お腹に力を込めることで、自分の軸をはっきりとさせ、よい音を出せるだけでなく、日常生活でも揺るぎない強い自分になれるというお話もいただきました。ワークショップの後半は和太鼓とダンスのセッションを行い、一体感と高揚感を味わいました。最後の講師のみなさんによる演奏は圧巻でした。

生徒のふりかえりの一部を紹介します。

「初めて和太鼓体験をして、一人ずつ違うリズムでたたいたり、和太鼓のリズムで踊ったりしてすごく楽しかったです。太鼓をたたく時に、「お腹に力を入れる」ということを教えていただいたのですが、それを普段も心がけると強くなれるというお話が印象に残りました。これからこのお話を思い出して、意識しようと思いました。太鼓と踊りのセッションでは、最後に全員で音を合わせてたたいて同時に終わらせられたのがすごいなと思いました。」

「太鼓一つだと力強い音が出るけれど、たくさんの太鼓では、同じリズムをたたいているのにとても感動する「音楽」になっていました。とても迫力のある演奏と、アフリカ地方のダンスでみんなで1つになれたように思います。このような日本の「和」を体験できることに感謝したいです。そして、今までもこれからも学んでいくことを海外の方々に広められたらなと思います。最後の演奏はとても力強く迫力がありました。優しそうな講師の方々が、演奏になるととてもかっこよかったです。終始、息をのむような感動がありました。海外の方が演奏を聴いて驚く気持ちがよくわかりました。」

「私は今回の和太鼓体験で、少し“自信”を持つことができました。最初は緊張しましたが、みんなでやっていると一人ひとりの個性が出てきたりしておもしろかったです。「日本人は周りの人のことをよく考える」と伺い、確かに私もよく周りを見ているなと思いました。講師の方々の演奏がすごくて、心でお話をしているみたいだと思いました。」

「講師の先生方による和太鼓の演奏は、とても迫力があって、床に座って聴いていていると振動が伝わってきて、私も自然にリズムを刻むようになっていて、とても楽しかったです。音をしっかりみんなで合わせることができたのは心がちゃんと一つになったからだなと思います。」

「私は和太鼓を学んだのは2回目でしたが、あらためて和太鼓の伝統的な音などを学ぶことができました。また、リズムをそろえることの難しさや人と違うことをして音楽を作り出すことの難しさも知ることができました。和太鼓は体全体を使って音を出したり、表現をするので汗をすごくかきました。みんなで和太鼓をたたいたり、和太鼓のリズムで踊ったりして楽しかったです。最後の講師の方々の演奏は体全体で表現され、音もきれいに響き、すごく迫力があって素晴らしかったです。コロナウイルスが流行している中、このような伝統文化を学ぶ交流ができたことに感謝します。」