中学2年生は、10月29日~30日の1泊2日で宿泊研修に行ってきました。1日目には、まず、開業したばかりのウポポイ(民族共生象徴空間)を訪れました。豊富な展示に驚いたり、歌と踊りの鑑賞をして迫力に圧倒されたり、食事体験をしたりなど、実際に訪れることでしか味わえない感動と学びがありました。そして、文化や背景の異なる人々との共生について考えました。有珠山ジオパークでは、火山マイスターの方に丁寧に説明していただきながら山道を歩き、噴火の被害を間近に見ることで、防災意識を高めるとともに、北海道の自然の中に生かされている私たちの生活について考える機会となりました。2日目には、千歳市と恵庭市で農業体験をしました。農家のみなさんのお仕事の一端を体験することで、私たちが毎日口にしている食事は、多くの方々の働きの上に成り立っていることに感謝の気持ちを新たにしました。コロナ禍の影響で延期となった宿泊研修でしたが、仲間と協力し合って絆を深める大切な時間となりました。