中学2年生では、7月28日に思春期ヘルスケアについての授業を行いました。 札幌市では「思春期ヘルスケア事業」として、保健師の方による特別授業や教材の貸し出しを行っていて、本校でも昨年度から授業の一環として取り組んでいます。今年度は保健の担当教諭が思春期のヘルスケアと生命の大切さについて授業を行い、その後、グループに分かれて赤ちゃん人形の抱っこ体験と妊婦体験ジャケットの着用を行いました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「今日、赤ちゃん抱っこ体験と妊婦体験をして、お母さんの大変さが分かった気がしました。妊婦体験ジャケットを着ると、下がよく見えなかったり、すごく重くて仰向けに寝ることができなかったりで普段の生活でよくやることも難しくなるなと思いました。赤ちゃんの「ゆうたん」を抱っこする時も首を先に支えるなど抱っこの仕方にも順番があって大変でした。この体験でお母さんはやっぱりすごいとあらためて思いました。」
「ジャケットはとても重くて行動するだけでも大変だということや寝る体勢が一番楽だと思っていたけれど、実際は椅子に座っているほうが楽だということに気づいたり、本当に行動するとなると1人では難しいんだ!とあらためて思いました。」
「性について学んだり、赤ちゃん抱っこ・妊婦体験など、いつもはできないよい体験ができました。性のことを理解したうえで異性と関わったり、生活することが大切だと思いました。」
「赤ちゃんは今回は人形でしたが、もし本物だったら泣くし、動くんだと想像していると、深夜、夜泣きがすごく寝不足になると母が言っていたことを思い出し、これは大変なことだと思いました。これから電車などで妊婦さんがいたら席を譲ろうと思いました。」
「今日の授業では、あらためて親への感謝でいっぱいになりました。」