京都の片山家 能楽・京舞保存財団の皆様をお迎えして、中学生に能のワークショップをしていただきました。
1時間目は、能がユネスコの世界無形文化遺産に指定されていることなど、まずは能について基本的なことを教えていただきました。
ワークショップといっても稽古なので、きちんと正座して礼に始まり礼に終わります。
取り組んだのは有名な「敦盛」の場面です。
片山家の皆様に演示していただき、お手本に習って実際に地謡の声を出したり、シテの舞の動きを確認したりしました。
2時間目は教えていただいたことをそれぞれに分かれてお稽古しました。
地謡もシテの舞も一つひとつ丁寧に繰り返して覚えていきます。
手の動き一つ、地謡の節一つ、小さな積み重ねによって皆どんどん上達していきました。
ワークショップの最後には、学年ごとに歌と舞を初めて合わせました。
緊張しながら、お互いに息を合わせる大切さを学びました。
12月4日の本番までに、練習してもっともっと上達した姿を披露できるように復習することが宿題です。
貴重な時間を本当にありがとうございました。