10月8日(火)、高校3年生の修養会が行われました。山口県下関市からはるばるご来札中の林尚志神父様は、この数十年、高3の秋という不安定な時期に、生徒たちに将来の指針を示してくださっています。今年も卒業を半年後に控えた生徒たちに、他者との違いを宝として、揺るぎない自信を芯に据え、信念をもって生きるべくたくさんのメッセージを寄せてくださいました。 「あなたの息を送ってください。すべてが新たになるように。」講話の節目にくりかえされたこの言葉とメロディーが、いつまでも心に残ります。 互いに寄り添いあえるかけがえのない仲間となった57回生の26名は、人生における最も厳しいルートを自ら選び歩んでいく女性(ひと)として、挑戦を続けながら生きていくことを誓いました。 一人ひとりの持つ命のパレットが、それぞれに美しく輝き続けるよう祈ります。
新着情報
2024年10月の記事一覧
10月3日(木)祈りと行動
後期は、「百合の行列」で始まります。どのような環境にあっても、同じように美しく、香高く咲く百合のような心で生きることを願って、ローマに原画のある「感ずべき御母」(Mater Admirabilis)の絵に、百合の花を捧げて祈る行事です。百合の花は、全ての人を神に等しく愛される尊い存在として受け入れる心を表します。今年度が最後となりますが、生徒たちの美しい歌声が響く中、一人ひとりの中に、心の百合がいつまでも清く保たれますようにと祈りました。
その後、個人で、あるいはグループで、半年かけて取り組んだグローバルイシューズのアクションプラン報告会が行われ、様々な問題について考え、解決を目指してそれぞれがアクションプランを策定して、行動した結果を分かち合いました。それぞれが等身大でありながら、ささやかでも地球の問題を解決しようという意気込みで、具体的な数字を示しながら、わかりやすい説明で、行動の成果を分かち合ってくれました。「探究型学習が実行力と結びついてこのように見事な成果につながったことは素晴らしい!」と先生たちも喜び合いました。
~発表内容~
・家庭内食品ロスをゼロに!
・当事者と企業が考えるLGBTQ
・ペーパーレス化と私たちの未来 ~DX・GX推進の波~
・きれいきれい!カンボジア!~カンボジアの子どもの衛生状態を良くしよう~
・保護猫の実態と私たちにできること
・ラッコを守ろう
・自然と共に生きるために〜ヒトは街にクマは森に〜
・ぶんぶんプロジェクト〜蜜蜂と養蜂家の増加を目指して〜
・Be kind to the ocean 〜海洋プラスチックごみ削減のために〜
・みんなちがってみんないい〜絵本で学ぼう多様性〜
・ボランティア活動のすすめ