10月16日は「世界食料デー」です。
(世界に広がる食料問題や飢餓、極度の貧困を考え、解決していくことを目標とし、1981年に国連が制定。)
高3社会福祉委員の発案で、10月7日の梅干し弁当募金は「世界食糧デー」を意識して、国際的な飢餓問題の啓発とその支援を目的として行いました。
ご協力いただいた募金は、Hunger Zero(ハンガーゼロ)日本国際飢餓対策機構「世界食料デー2020募金」へお送りし、感謝状をいただきました。
保健の授業では、高齢者疑似体験・片マヒ体験を行いました。高齢者疑似体験では、おもりを入れたジャケットやメガネ、手袋、肘や膝に装具をつけます。どっしりとした体の重み、視界がぼやけて視野が狭くなる感覚、関節の曲げ伸ばしの不自由さなどを体験します。片マヒ体験では、装具で片側を固定し、不自由さやバランスをとるのがいかに難しいかを体験します。体験を通して、「高齢者や麻痺のある方の大変さを実感した」、「自分の祖父母と関わるとき、公共交通機関に高齢者が乗っていらしたとき、困っている人がいらしたときに、率先して支える気持ちを持ちたい」や「高齢化が進んでいるので、介護する立場となることも視野にいれて考えていかねばならない」、「高齢者や麻痺のある方が生活しやすい空間づくりをするべき」、「高齢者をもっと労わることのできる社会にならなければならない」、「今の食生活や運動習慣から見直したい」など、さまざまな声が聞かれました。