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活動の軌跡の記事一覧

中学3年オンライン国連研修最終日

Category : 活動の軌跡

10月19日(水)  

   今日は1時間目に、クラスメートに2日目までの各講演を7名が分担して報告しました。その後中学3年生全員でニューヨークの聖心のMichael Chung先生から送られたビデオを見ました。かわいい幼稚園生の歌から始まり、札幌聖心の生徒からの時事的なまた社会福祉活動についての質問に、11人のNYの聖心生が丁寧に答え、実に多彩な奉仕活動の様子がよくわかる内容でした。

   最後にクラス全員でお礼のメッセージを録画しました。  

   振り返りの後、Sr. Collinsから、環境問題と食糧主権、食糧安全保障などのお話を聴き、午後からのアクション・プラン策定に気合がはいりました。  

    アクション・プランでは小学校に行って、自分たちが学んだことを分かち合いたいという希望もありました。  

   最後に修了式で、Sr.CollinsからSDGsバッジをいただき、今回の学びをこれからのアクション・プランにつなげることを誓って、実り多い3日間の研修を終えました。  

   本当に多くの方々に支えられて実現した国連研修でした。感謝の気持ちでいっぱいです。

中学3年オンライン国連研修2日目

Category : 活動の軌跡

10月18日(火)  

 今日は国連広報局のFelipe Queipo政務官から、すべての人の幸せを願う国連の心と教育の大切さ、物事にすぐ反応せず、その問題がなぜ起こったかを考えることをお話いただき、昨日の国連NGO聖心会のシスターSheila Smithや政務平和構築局 倉持奈央子政務官のお話の内容と重なることを思いました。  

 また「国連平和維持活動〜NYからみた現場〜」についてお話下さった元国連日本政府代表部参事官の細川香宣一等陸佐から平和維持活動について具体的な数字を交えた世界の現状のお話をうかがい、また、事実を把握し、物事のバックグラウンドに思いを馳せる等の助言をいただき、心がけていきたいと思います。  

 午後は“My Voice, Our Equal Future: Girls Speak to Climate Change” 世界の姉妹校生が未来を変えるために呼びかけるパネルプレゼンテーションからコロラドの女子高生とインドの聖心短大生のスピーチを聞きました。インドの短大生の発表では、ジェンダー平等が進んでいない現状に昨日のシスターRita Pintoのお話で受けた衝撃を新たにしました。食料システムやフードバリューチェーンについて発表した高校生はまだ15歳で、同世代でこんなに考え、活動している様子に私たちもしっかりアクション・プランを考えようと思いました。  

 最後に一日の振り返りと分かち合いの後、講師の方々のために感謝の祈りを捧げ、様々な問題で苦しむ人々のために祈りました。

中学3年オンライン国連研修1日目

Category : 活動の軌跡

10月17日(月)

中3オンライン国連研修が始まりました。 プログラムは以下の通りです。

各セッションの後に振り返りをし、講師へのお手紙を書き、1日の終わりには 振り返りを分かち合います。段々世界の現実が目の前に現れてきて、1人ひとり が振り返りのうちに学びを深め、アクション・プランにつなげたいという思いが 強まりました。最終日にシスターコリンズからSDGsバッジをいただく修了式まで、 「自分自身と社会を変容させるための学び」が続きます。

札幌聖心女子学院 2022年度中学校3年オンライン国連研修プログラム

1)実施予定日以前の講話

① 10月1日(土)10:15~11:00 Manhattan Project for a Nuclear-Free World 田野純様 「核のない世界のために」

② 10月12日(水)国連UNHCR協会 天沼耕平様 「難民について」        

2)実施予定期間のプログラム 2022 年10月17日(月)~19日(水)

10月17日(月)

① Sr. Sheila Smith (カナダ出身)国連NGO聖心会代表 「国連の使命、聖心の教育の使命」  

② 国連事務局 政務平和構築局 倉持奈央子政務官 「国連で働くこと、平和のために」

③ Sr. Rita Pinto元国連NGO聖心会勤務・インド聖心元校長(インド出身) 「インドの女子教育」

10月18日(火)

① 国連広報局 Felipe Queipo政務官(スペイン出身)「SDGsと教育」                 

② 陸上自衛隊 教育訓練研究本部 防衛協力・交流班長 細川香宣一等陸佐 (元国連日本政府代表部参事官)「国連平和維持活動〜NYからみた現場〜」

③ ”My Voice, Our Equal Future: Girls Speak to Climate Change” 世界の姉妹校生が未来を変えるために呼びかけるパネルプレゼンテーション

10月19日(水) 

① Michael Chung 先生とNY聖心生の奉仕活動と社会福祉活動についてのビデオを通じての交流

② Sr. Donna Collins 元聖心会本部正義と平和担当 アメリカ聖心2校の元校長 「Feeding Our World (世界を養う)」

研修の振り返りとアクション・プラン策定

分かち合い(英語)修了式(聖堂)

10月12日(水)中3修養会

Category : 活動の軌跡

 10月12日(水)中3修養会  

 今日の修養会は「橋を架ける」という大テーマのもと、お話やワークショップで自分の内面に橋を架けるため、互いに橋を架けて、世界の苦しむ人に橋を架ける一日を過ごしました。    

 松本神父様のお話は、自分の今までに橋を架けるものとなり、それぞれが自分の命の大切さを感じました。    

 次に国連研修生が、事前研修で調べた国連やSDGs、難民についてなどの発表をしてくれました。どの発表もとても力がこもっていました。    

 チャプレンのシスター田口による「私のリスト、あなたのリスト」というワークショップでは、分かち合いをしながら、一瞬で難民になってしまった方々の想いを味わい、自分が当たり前だと思うことが実はとても恵まれていることを知りました。    

 午後は、国連UNHCR協会の天沼様から難民の方々のお話やご自身が体験されたエチオピアの難民キャンプの様子を伺い、アクションプランにつなげていかなければと思いました。  

 それぞれのセッションの後で熱心に書いた振り返りを、最後にみことばの祭儀でお捧げして、特別な学びの一日は大きな成長の時となりました。

生徒による企画「ウクライナプロジェクト」が進められています。

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 未だ終息の目処すら立たないウクライナとロシア間の戦争。しかも世界中の関心が徐々に薄れつつあるのが現状です。そのことに心を痛めた生徒達が、自分たちに出来ることはないか、ウクライナの方々に少しでも役立つことはないかと、真剣に考えた企画が「ウライナプロジェクト」です。

 学級委員会と社会福祉委員会合同の今回の取り組みでは、「正しく現状を知るための活動(朝のお祈り、ポスター掲示、動画紹介など)」をするなど、ウクライナのために特別な時間を設けています。  

 募金活動は任意で全2回。高い関心と共に、9月2日の一回目の募金ではたくさんのご協力をいただきました。9月9日は、最終日となります。小さなあゆみかもしれませんが、どうかこの気持ちが現地に届きますように。